前後編だったので前回と合わせて。
サリーはタチアナとやり直そうと思いなおす。しかし、グランド・セントラル駅でセルゲイの死体が発見され事情聴取で警察を訪れたタチアナはサリーの協力の下自分が監視されていたことを知る。激怒して立ち去ったタチアナはその足でチェフチェンコの元へ。セルゲイを見逃す約束のことを問い詰めるが「葬式を出してやる」で終わらそうとするチェフチェンコにさらに怒りを募らせ刺す。そして…。
消防が自分のアパートで活動しているのを見、担架に乗せられた黒焦げ死体を目にしたサリー…。
フレッド退院。数日はおとなしくすることを言い渡されるがめでたいムード。しかし家ではフェイスVSエミリーが進行中。「家にいない」ことを責めるエミリーと「あなたたちのために働いている」と主張するフェイス。その言い合いをベッドで聞くフレッド。働いていることを責められるフェイスはかわいそうだけれど、普段が普段だからなあと思わないでもない。これからが本当の諍いの始まりの予感。
警官の妻が死んだのだから追及から逃れられないと悟ったチェフチェンコは側近を殺し罪を擦り付ける。デイヴィスの案でサリーに賠償金の請求をさせ、会談中にタチアナ事件の情報を盗聴しようとするが、お見通しだったチェフチェンコは贈収賄と思われるような会話へ持っていく。しかしサリーはもっと別の作戦を立てていた。ヨーカス家の刺々しさは、フレッドがフェイスの大切さをエミリーに語り聖書の教えの勉強会。でもやっぱりフェイスは蚊帳の外。
もう、サリーにしか目がいかない。黒焦げ死体を発見した時に、自分への八つ当たりなんじゃないかと思ったとかどれだけ自分を責めるんだ。激昂した姿が最後となれば気持ちがわからないでもない。あの時点では捜査に付き合うことを断っていたのだから誤解されたままでいたくない、ならば復讐あるのみ、と流れていく気持ちが…。
デイヴィスは名案を出したようだったけれど、それを利用したチェフチェンコ、さらにその先まで計画していたサリーの勝ち。フェイスとボスコに取り巻きを遠ざけさせ、録音を逆手に取り銃殺。仇はとれた。でも愛する人は取り戻せないんだよ…。そんなの百も承知だろうけどせざるを得なかったサリー。抜け殻生活が待っていそう。
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