NYとニュージャージーのボスの捜し合いが続くがリトルカーマイン立会いのもと休戦。
トニーはアンクルジュニアと向かい合えたし、バカラの葬式もできたし、トニーたちも家に戻れたし、世を愁いてるアンソニーも踏み出すことができたし、メドウも進むべき道と結婚が決まってめでたしめでたしのフィナーレでした。
なんて思ってるとでも?(笑)
物議を醸したあのラスト、右上のWOWOWの文字はアメリカで放送時問い合わせ多発の教訓から放送事故ではないとのアピールなのだろうな。
あのお終いはないでしょう。
ダイナーでトニーをチラ見し続けていた男の動向は?メドウが店内に入った瞬間でのカットの意味は?
見てる人の好きな結末に描いて結構です、というお達しなの?
結末もさることながら、アンソニーのバカ息子への復帰の早さも不満。炎上する車を見て何かが吹っ切れたということなのかな。
世を憂える気持ちはどこへ行ってしまったのだろう。新車はハイブリッドカーじゃないし。
バカ息子に戻ってくれたということでカーメラが安心するならそれでいいのか。アンソニーのポジションだし。
大学を退学したメドウの友だちがメディカルスクールに行ってると聞いて表情変わるカーメラはツボだったけど。
休戦協定の席でトニーがジョニー・サックのことを「あてにならない」と言ってたのも、トニーがシルヴィオのお見舞いになかなか行かないのも気に入らない(笑)。
唯一いいシーンだったのはカルロの仕事を引き継ぐのをポーリーが遠慮する理由だ。縁起が悪いって(笑)。
無音のエンドロールに消化不良の気持ちが募る。
それでも最後にトニーの着ていたのが一番似合ってるポロシャツ(両脇が黒でちょっとだけ小さく見える・笑)だったということでどう非難されようがとっておきのシーンという意思表示なのかな。
ドラマチックを期待していたわけでもないけど見える結末が欲しかった気がする。
誰が見てもそうとしかとれないエンディングなんて面白くないじゃない、という製作者の意図なんだなと思うことにします。
おそらくシリーズものの最終回って初めてなので、どうとらえていいかわからないというのもあるかもしれない。
もう少ししたら別の感想がわいてくるかも。
3月18日打ち消し追加何を勘違いしてるんだ?私。
偏愛していると公言している「ホミサイド」は?「OZ」は?
それぞれ2回は見てるのに。
気を取られるような何かがあったということですね。詳細は
こちらへ(笑)。
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COMMENT
私は意外に好意的。
あれだけ色々なことがあったのに、全然変わらない(進歩のない)面々。アンソニーの話をしにいったのに自分のことを話してしまう(何度も聞かされてきたあれこれ)トニー、見栄っ張りなカーメラ、軽佻浮薄で考え無し(でも素直)なアンソニー。メドウは結婚してポジションが変わっていくけど。
変わらないとはいっても、多分トニーは逮捕されて何年かはムショ暮らしになるし、ソプラノファミリーも以前ほどの勢いは無し。そしてやっぱりあのままでは終われない人たちがいて、最後の刺客が送り込まれてきた。
いや刺客ではなくてただの勘違いかも?どっちでもいいように思います。私はあれでいいと思いました。ちょっと映画ぽくて、結構満足してます。甘いかしら?
Re:私は意外に好意的。
トニーがいい人になったり、アンソニーが成長したりしたら嘘っぽいですものね。
刺客なのか思い過ごしなのかは今まで番組を愛してくれた個々が描いていけばいいことなのでしょうか。
それともatsumiさんのおっしゃるようにどうだっていいこと、というのが答えなのかも。
いや、答えなんかいらないというのが真相?
時間ができたらもう一度S1から見たいなあと思えるドラマであることが間違いないんですけど。
最後にびっくり
観ながら、何か本題じゃない場面が多いなぁ~と思っていたんです。
アンソニーの件とか、今更そんなことどうでもいいじゃん、と。
残り時間が気になって気になって(笑
「無音&真っ暗画面」は、効果的だとは思うけど最後の最後には使って欲しくなかったな~。
あと、ポーリーと猫のバトルには笑えました。
あの猫はアドリアーナなのかな(怖い…)
ともあれ、終わってしまって激しく寂しいです。
4月からドラマ少なくなるし、第1シーズンからまた観ようかな。
Re:最後にびっくり
アドリアーナ?と思いますよね。オカルト・ソプラノズというよりはポーリーがいるおかげでコントでした。
悪い視聴者の見本なのか、形のあるラストを見たかっただけなのかもと少し反省気味です。
型破りのドラマだったんだから最後も型破りで当然、と受け止めてあげるのがファンかな?(笑)
不満…と言いつつ、もう一度最初から見たくさせられているのは確かですから。