シャーロット・ベイズが墓地で保護される。13年前の1990年、夫ミッチが売春街で麻薬やポルノ雑誌と一緒に他殺体で発見され今はアルツハイマーの症状が出始めている。彼女に同情したリリーは未解決となっているこの事件を再捜査。
被害者が悪人、加害者が善人とは一概にいえないことを改めて突きつけられた感じ。
浮気をしたミッチは確かに悪い。でもシャーロットの暴力から逃れる安らぎを求めてしまったのだと思うと責められない面も。
息子に年相応の楽しみを体験させようとしてるし、浮気が娘に勘付かれたとなれば敬虔なクリスチャンの心に訴えて正しい道を選ぼうとできるし。
間違いだったのはシャーロットを放置していたこと。依存症の会でも何でも差し伸べる手はあったはず。
でもですね、犯人と目される本人はアルツハイマーで息子の証言だけで断定していいのか?という疑問は残る。
このシャーロット、Isabella Hofmannだったんだ!ラサート刑事は酒飲んで暴れたりしないと思うからやはり息子の言葉を全面的には信じられない(笑)。
ミッチと重なったのが当時の事件担当だったシャーマン。
杜撰な仕事をリリーに責められ頑なに触れたがらなかったものの、荒れた数年間があったこと、その間捜査に集中できていたとはいえないことを認める。
靴下がないことは大いに疑問を持つべきことで解決の糸口になったであろうことは明らか。解決できなかった責任は大きい。
しかし当時の生活を悔いているからこそ今優秀な刑事でいられるのだと思いたい。そういえば数話登場してたな。
クリス、いましたよ(笑)。今の事件に戻るのか?とか過去の事件を今と同じに扱うのか?とか未解決事件に対するリリーとの温度差あり。その辺が登場しなくなる理由か(笑)。
PR
COMMENT