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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「クリミナル・マインド」の記事一覧

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クリミナル・マインド2#10「テロリストへの尋問」

麻薬取り締まり局がドラッグ工場摘発に踏み込むともぬけの殻。しかし生物兵器テロを画策していた痕跡を発見。電話の支払い記録から収監されている男が関係していることがわかる。ギデオン、リードとアラビア語に堪能なエミリーがグアンタナモの収容所へ赴くが予告時間内に情報を聞き出せるのか…?

エミリーの初仕事(なのかな?)。知ってることは普通にさらっと口に出てしまうというところはリード君タイプなのかも。
捜査への参加を無理強いはしないけれども確実に準備を整えていつでもGO!の姿勢は好感がもてるかな。
出発前「捜査は研修じゃない」と言っていたギデオンも帰りの飛行機ではチェスにお誘いしてるし。初回は合格点でしょうか。

ギデオンはさすがベテラン、というか私も一緒に騙された。
外の光も入らない部屋では時間の観念がおかしくなるというもの。そこを突いての時間操作だったのですね。
「え、もうお祈りの時間?」とか「もうお昼ならもっと早くから尋問しなさいよ!」とギデオンの行動が理解できなかったのですよ。
犯行リーダーに時間の錯覚を起こさせ、テロ成功の偽ニュースでターゲットのヒントを勝ち得ました。
お祈りに理解を示すことが作戦開始だったのですね。
最近読んだ本でもうまくひっかかってしまったので連敗した気分(笑)。

今回集中できなかったのです。理由は最初のミーティングでのこと。
左利きの人の手元が映ったらそこには羽飾りのついたペンが!
私の中では左利きといえばホッチなので「奥さんとの約束か…?ジャックの見立てか…?(店でジャックが触ったってこと・笑)」とホッチが映る度に気になって。
テロのターゲットがわかってもとことん生真面目なホッチにいらつくも、解決した帰宅後も奥さんに事実を告げないのは恐怖感を抱かせてはいけないという精一杯の優しさなのだな、と納得してからミーティングの確認。
…ガルシアだ。ああ、彼女も左利きだった。
冷静になって考えれば、羽飾りのペンなんてガルシアしか持たないな。
不審に思った時点で戻って見直せばよかった。

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クリミナル・マインド2#9「2人のシリアルキラー」

ミズーリ州で二つの連続殺人事件が進行中。出発間際のホッチの元にエミリー・プレンティスがBAUへの異動書類を携えて訪れる。そんな話を聞いていないホッチは「何かの間違い」の言葉を残して素っ気なく出発。解決して戻るとエミリーはまだホッチのオフィスいた(戻る日を聞きつけて)。やりたいからやれる仕事ではないと諭されても、親の七光りではないキャリアを積んできていると食い下がり、保証はできないもののチャンスを手に入れたのでした。

エミリーの「後悔はさせません」は飾られた感謝の言葉よりも信用できる気がする。
張り切り空回りを頑張りと勘違いして我を通す人でなければいいな、と次回以降の活躍を期待します。
不可解だったのはホッチの態度。出発前で面倒な事務仕事に煩わされたくなかったのかな。彼女を迎える表情は嫌っているようには見えなかったもの。
「FBIで10年」という言葉が信じられないくらいに彼女のキャリアを知らないからトレーニングされていない人を加えるほど暇ではない、ということか。人事は何してるんだか。

事件の方は、白昼堂々普通の家庭の主婦を殺して捨てる「ミル・クリーク・キラー」と夜街娼を銃殺する「ホロウマン」が新聞をにぎわせていた。
ミル・クリーク・キラーが最初から顔を見せるという珍しいパターンだったので、実は犯人は一人で別人格?と思ったけれど違いました。同じ街にシリアルキラーが二人もいるなんて考えたくなかったからかも。
師と仰いでいたミル・クリーク・キラーが逮捕され注目が集まったことに我慢できなくなったホロウマンの変な出頭で逮捕、JJの偽声明文ではなく本当に平和が戻ったのでした。
相手の犯行を予測し合う様「シリアルキラーはプロファイラー」という言葉と犯人の名前を載せず犠牲者を弔う新聞記事が印象的なエピソードでした。

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クリミナル・マインド2#7「消えた女子高生」

高校フットボールが試合を控えた壮行会の夜、サッカー部の女子選手三人が行方不明となる。そのうちの二人が自宅へ一言一句同じ内容の留守電メッセージを残していることからポーリーの母親は誘拐を疑うが病歴から信じてもらえない。そこでJJのおばさんの知り合いというつてを頼ってBAUへ捜査の直談判に赴く。

小さな町での高校スポーツ熱、町が盛り上がるのはもちろん、その中心にいる選手は意識しなくても何某かのプライドが芽生えるだろう。
ぽっきりと潰えた心の行き先がなかったのだろうとは想像つく。
犯人はいつまでも「一時期はフットボールのスター」にとらわれているけれど、復讐心を滾らせた相手たちはフットボールという共通点さえなかなか思いだせない。
自然に熱が醒めたか、折られたかの違いなんだろうな。
かつてのチームメイトの子どもだからというだけでターゲットにされた娘たちはこれからどうしたらいいの?
わけもわからず誘拐・監禁されただけでなく、一人を殺せば出られることを信じて仕方なく実行してしまったのですよ、ましてや友人。
死んでしまった娘の親が一番状況を見る目がなさそうに見えたから今後の泥仕合は避けられないかも。
心の傷を思い遣れずににまた小さな町で悪夢が繰り返されるようで恐い。

事件性はないという地元警察を説得して捜査に持ち込んだJJ。
小さな町から出る手段としてスポーツ奨学生、ポーリーと自分が重なって放っておけなかったよう。それで正解だったんだけど。
あまり褒めないというホッチもがんばりを褒めてました。でもスカウトするのはどうだろう?
JJがプロファイラーに向いてないということじゃなく、彼女はいつもの仕事で力を発揮していたんだからその面を尊重できないと。
ホッチ、寂しさでどうかしちゃったか?(笑)

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クリミナル・マインド2#5「消えない傷跡」 #6「森の中の殺人鬼」

事件は全く別モノだけど、前後編でしょ。

#5「消えない傷跡」
カトリック系大学の女子学生が連続してレイプされる事件が起きていたが、同一犯とみられるのに突然ターゲットが30代後半の女性に変わる。事件の背景にあるものをさぐるためBAUが捜査にあたる。

レイプされたことを隠していた女子学生が妊娠させられてしまったことを苦にして自殺、このことが犯人がターゲットを変更した理由。
何故なら、母親が癌→もうすぐ死んでしまう→家族がいなくなってしまう→家族をつくろう!だから。
30代後半の女性というのは彼女たちが子どもを授かりたいと望む、不妊クリニックの患者だから。
女子大学もクリニックも一見なんてことないアンケートに回答しただけなのに。データを使う人によって何が起こるかわからない典型的な例。
疑問なのはこの犯人の精神状態。
本当にそう思っているのか、レイプを続けることの正当性をつくりあげているのか。どっちにしろ変だ。
BAUが扱う事件は裁判で犯人の責任能力が問えないという結論になりそうなものばかりだ。
だからといってエルのように捜査官が状況を偽っての射殺をでっちあげていいことにはならない。
復帰してから普通に仕事をこなしているようにみえたのに心の歪は大きかったようだ。
4ヶ月の休職とカウンセリングでは足りなかったのだろうか。復帰して仕事を続けるうちに新たな方向からの歪みが襲ってきたのかな。
「私が撃たれたのはあんたのせい!」とホッチに吐き捨てるのなんてエルじゃない。ギデオンの忠告にも不満気、差し伸べたリードの手をふり払うのもエルじゃない。
正当防衛と主張し、とりあえずパトカーに乗せられホッチとギデオンを見る目は別人だ。エルに戻って欲しいけれどどうやら…。

#6「森の中の殺人鬼」
テキサスの小さな町で子どもを狙った連続殺人が発生する。安全を守りかつ不安にさせないよう、二人以上での行動を子どもたちに指示するが…。エルは前回の容疑者射殺事件の内務監査で正当防衛が認められた。しかし彼女の精神状態を心配したホッチは上司として精神鑑定を受けるよう命令。が、それを聞いたエルは…。

事件、酷すぎ。
母親が家を出てしまい父親と二人暮らしになった男の子が父親が他所の子の世話に力を注ぐことに嫉妬して、だなんて。
「犯罪はエスカレートしていくもの」と聞くけれど、それまでに小動物虐待とかサインはなかったのかな?
いきなり友だちを殺してそれが連続殺人になるなんて、この家庭にどれだけの深い闇があったんだか理解不能。
母親が家出したとはいえ、お父さんは町の世話役みたいなことしてたんでしょ?息子のアレルギーにも注意をはらってるし、犯行に気付いたら必死でかばおうとしてるし。支配的だった様子はうかがえないもの。
子どもをモンスター化させるならそれなりの理由を教えてもらわないと恐くてしかたない(笑)。

エル、心がなくなっちゃったような表情。日にちが経っているはずなのにまだホッチにつっかかるような態度だし。
内務が正当防衛と認めたのだからそれを追及はしない。ただふだん以上にストレスのかかる経験をしたのだからフォローのために何らかのカウンセリングを受けることは必要なのではないかな?
「精神鑑定」という言葉をエルは受け入れられないのかな。原語での意味合いはどうだったのかしら。
落ち着きはしたものの精神鑑定は拒否し続けたらしく、エルはBAUを去ることに。
心の傷が完全に癒えることはないとギデオンも言ってるように辞めたって原因を遠ざけるだけで何の解決にもならない。
エルがそれをわからないなんて、ホッチも引き止められないなんて残念でしかない。
「俺も残念だよ」は独り言じゃだめでしょ。そうやって何もかも飲み込んでるから奥さんが…(自粛)。
射殺事件の真相なのか、仕事への心向きなのか、お父さんのお墓に告白したかったことは何だったのだろう。ギデオンパパには話せないの?
気の利かないお坊ちゃま捜査官なんかいなければよかったのに、昼メロを楽しむ心の余裕ができてから復帰すればよかったのに、あの時無理にでもカウンセリング受けさせればよかったのに、モーガンは否定するけれどリード君が気付いてたのなら報告すればよかったのに。
囮捜査がエルに追体験させていることをチームが配慮できないはずないと思うだけにレギュラーの退場としてはあまりよろしくない印象であります。

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クリミナル・マインド2#4「サイコドラマ」

ロサンゼルスで連続して銀行強盗事件が発生。スキーマスクをかぶった犯人は人質の服を脱がせることで恐怖心を増加させ逃げられないようにしていた。回を重ねると人質に危害を加え残虐性がエスカレート、計画的だった行動にも綻びが見え始めてきた。犯人の目星をつけ男を捕らえるが、調度その時スキーマスクの男がカフェを襲撃。犯人の目的が銀行強盗でないことが判明しプロファイリングを練り直す。

捜査モノでゲスト出演といえばまず犯人、なのでJason Wilesがゲストなら犯人だとの覚悟はできてました。途中までスキーマスクで顔を覆っていたものの声がTWでのボスコのままなのでもう最初っから確信ですよ。
しかし哀しすぎる犯人だった。ボスコは愛すべき熱血警官なのに。
幼い頃に父親を亡くしそれから母親は母親であることを放棄、姉は自殺、本人は少年院・刑務所を出たり入ったり、どれだけ荒んだ生活だったのだろう。
今回、犯人シェパードの家庭で何があったのか具体的に見せてくれなかったのは伝えるのも憚れるものなのだろうか。
銀行支店長家族にしたこと、幼い子に母親を殴らせる命令、人質たちに演じさせたかったのは悪夢なのか願いだったのか。酷いことをしながらも「ごめん」と声をかけた真意は何だったのだろう。
犯人の悲しさは家庭環境だけでなく、銀行強盗の装備にシークレットシューズも入っていることだ(笑)。アジア特有なの?日本が世界に誇る発明だったのか?

ホッチに危険信号。息子の検査に立ち会う約束を仕事のせいで忘れる。病気が見つかったそうだが治療ができるとの事。
しかし奥さんの怒りは治まらず、ロスに出かける直前のホッチに詰め寄る。「今回は残ろうか」のホッチに「行って。帰ったら話しましょう」と奥さん。
そのせいで今日のホッチは何だか急げ急げモードだった。眉間の皺もいつもより深かった(気のせい)。

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