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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「THE BRIDGE」の記事一覧

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THE BRIDGE/ブリッジ2 #1「再びオーレスン橋で」

スウェーデン&デンマークのオリジナルの方です。

交信に応じない船舶が橋に衝突。
マルメ警察のサーガが船内を調べると、船員は見当たらず鎖でつながれ朦朧とした5人の男女がいるのみ。
そのうちの2人がデンマーク人だったため、コペンハーゲン警察に出向き、マーティンに協力を乞うのだった。

あれから1年と1ヶ月(という設定)。
マーティンと同じく、私もサーガに会えてうれしいです。
マーティンは何も含みのないサーガと接することを欲し、サーガもへんてこりんな自分にまっすぐでいてくれるマーティンが好き、恋愛超えて強く惹かれあってる様がぐっときます。

マーティンのジョークに「ははは~」と笑って、「笑ったな~」と返されれば「ジョークでしょ?」と。
無理に笑ったことを指摘されれば「ばれちゃった?」と。
サーガ、かわいい♪
かわいいけど、サーガがもっと大切な人と関わりたいと願っているとわかる、切なくもあるシーンです。
同棲始めた恋人との関係も本から学ぼうとするなんて…一見滑稽だけど、どれだけサーガが望んでいるのかと思うと…ね。

サーガのお母さん(ボスの人)も異動せずにいてくれるので安心ですね。
「他の話をしてるから」と言っても、話を止めただけでその場を動かないような彼女のボスでいられるのは彼くらいのものです。
ボスといえば、マーティンのところもいいですよね。
二人とも、上司である以上の存在のボスがいてくれるなんて幸せです。

事件は、無人船に乗っていた彼らから肺ペストが検出されました。
意図的な感染を企んだテロ行為?ということでしょうか。
彼らに接したサーガやマーティンも隔離されるみたいですけど…捜査があるから大丈夫なのでしょ?(笑)
あの、いじめられっ子のお兄さんが犯人グループの一味なのでしょうか。
ボート乗りの娘さん、この事件にどう関わっているのかしら?
誰が、何のために?ということが次回少しわかるのですよね?
「1」で、犯行声明が国の不平等な振る舞いに対しての怒りだったのに、本当はマーティンへの個人的な恨みだったので、今回も最初から全部を信じてはいけないな、と肝に銘じておきましょう。

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THE BRIDGE #10「橋の上の対決」(終)

…アウグスト…やっぱり…
だめだめな人が急に仕事を探したりするのはやっぱりそういうことなんだな…。

とにかく、イエンスのマーティン憎し!は相当なもので、5年と財力の全てをかけて周到な計画の元に復讐は実行されたわけです。
ただ、社会的な不平等を訴えるとかはどうだったのでしょう?
息子の遺体が見つからないのにそのままとか、これも広い意味では社会的不平等となぞらえたのかしら?
表向きの犯行声明もそうですが、本当にすべてをひとりで実行できたのでしょうか。
もちろん、精神的に不安定な人を操ってさせるとかそういうこともありましたけど、ひとりでするには規模がデカすぎやしませんかね。
財力にしてもそう。別荘やまわりのものを始末したといっても…ねえ。
メッテにソフトを売り込んだみたいに、本当に成功した会社をもっていたってことか。

ターゲットはアウグストとわかっても、ただ殺すだけではありませんでした。
イエンスの息子は見つかっていないのです。
だからアウグストの遺体も見つけさせるわけにはいかないのです。
まして、直前に仲直りというか親密さを築き直そうとしている親子、殺されたという事実だけで遺体が見つからないその苦しみこそがイエンスの目的だったのです。
復讐は半分は成功ですね。
アウグストは見つかったものの、マーティンはもう警察にはいられないでしょう。
そして自分の行為が家族を恐怖に遭わせ、命を落とさせることとなったのですから、人としても乗り越えていくのはたいへんでしょう。

この大きな事件を通して描かれたのはサーガの物語だったのですね。
これまで人との交流が壊滅的に下手くそなサーガが、少しずつマーティンから学んだことが橋の上に集約されるとは思いませんでした。
「アウグストは生きているのか?、相手が聞きたいと思っているように答えているのか?」で、マーティンの希望することを言ってあげたい、でも真相は…と困惑しているサーガは人間的すぎました。
あの顔を引き出すためのキャラクター設定だったのかしら。
それなら私には大成功。
さらにサーガがかわいくなりました。
ベッドに横たわるマーティンに「お葬式はいつ?」と聞くところなど、やっぱりサーガだし(まだ早すぎるだろ、その質問)。
最後の最後に、アントンに「食事に行こう」と電話する姿のなんと爽快なこと。
こんな大復讐劇の後だとは思えませんよ。
とんでもない時間だろうに、快く承諾しているアントンもきっといい人。

マーティン、だめ父ちゃんだったけれど、サーガをよりかわいくしてくれたのって彼なのですよね。
恋愛感情以外で異性をかわいくさせることができるなんて、そこらへんが見た目以上にモテモテの理由なのかしら?と思ってみたり。
ステファン兄妹のことがいまひとつ…
ステファン妹が、ダミー犯人の被害者だったということを使うためなのかもしれませんけれど。
福祉関係というその仕事柄、ダミー犯人として選ばれたのでしょうか。
イエンスの計画の壮大さを物語っているのか?
ここらへんは自分で思いたいように思っていいのかな?
とにかく、サーガのおかげでたいへんに楽しむことができました。
あのお母さんな上司(靴下やブーツを履かせている姿、決まってました)がいなくなっても大丈夫だよ、とハグしてあげたいです。

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THE BRIDGE #9「犯人の素顔」

ごめん、サーガ。
前回、情緒が欠落しているなんて言って。
仲間を褒めるのは大切と聞けばそれを聞き流さずにグッドタイミングで言えるし(棒読み気味だったけど)、上司の異動の報に思わずこぼれ出たものは血の通った人以外の何物でもありませんよ。
欠落しているのではなく、壁が異常に高いからなかなか感情が見えないってことなのでしょうか。
仲間は「そういう人」サーガに合せてきたわけで、デンマーク警察のマーティンはそんなチームに新風を吹き込んでくれたわけですね。
だから上司(=お母さん)は、自分の異動報告について「サーガが何か話すとすれば君だと思うから」とマーティンに告げたのですね。
そんな、サーガの成長に重要な役割を果たしているマーティンがこの事件の元凶だったなんて!
事件関係者と簡単に寝てしまう、三度目の結婚で子どもは五人、パイプカットの手術をしたとか、全部伏線だったのか!
妻子の事故死で身辺整理を始めたイエンスは、妻の日記でマーティンが相手だったことを知り今回の計画をスタート。
事故関係者を順々に殺し、最後に張本人であるマーティンを苦しめるのが本当の目的。
社会的不平等を訴えるとか、どうでもよかったのかしら。
大切だった息子を奪われる想いを味あわせるためにアウグストを捕えることが最終目的だったようです。
ということは…仕事の面接に行ったり少しだけ前向きになってきたのに不憫です。
まだ決定ではありませんけれども、だめだめな人が前向きになった時って危ないじゃないですか(ウォーキング・デッドのメルルとか)。
イエンスとその妻との関係を知られたくないというマーティンの言葉を受け止めて報告しないサーガはとっても苦しいと思う。
まして、自分が信じたようにイエンスとマーティンの過去が事件の鍵であるわけだから。

最終話、もう放送済みですね。
しかし、私は金曜夜の放送を録画しているのでもうちょっとおあずけです。
もう犯人はイエンスで決まりでどんでん返しはないでしょう。
最後は、撃たれたサーガ、連れ去られたアウグスト奪還作戦、ちょっと派手な展開になりそうな予感です。

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THE BRIDGE ~#8「新たな手がかり」

なかなかテレビが見られないでいましたが、最終回接近に合せてなんとか追いつけそうです。

クライマックスが近づいてきた感、きましたね~。
残りの話数からアンダーソンは真犯人ではないと見当つきますが、他の犯罪に手を染めていたわけですね。
それにしても仲間との連係プレー、見事でした。
一回死を覚悟して人が変わったダニエルも、記者魂のせいで命を落とし…っていうか迂闊だよ!
あんた、最初に犯人から車でどんな目に遭わされたのか忘れちゃったの?
このダニエルの死で犯人が全てを終えたとは思えず、サーガは次なる動きがあるはずと予測。
警察の人間(元も含む)というのは説得力あります。
それもデンマーク警察の人間というのも。
だからビャアンが捕らわれていた時の追跡で、スウェーデンの特殊部隊の人は殺されたけれど、マーティンは無事だったのかも。
もしかすると「ダニエル殺しで終わるとは思えない」というのも裏付けてる?
自殺で処理されたマーティンの元同僚イェンスの5年をかけての最終目的がマーティンだった!なんてこともあり得るかも。
3年前に犯行声明を吹き込まされた人の告白があったけど、3年どころじゃなく5年も!
とにかく、あと2話で大きく動きそうですね。

事件も、サーガという人も、たいへんに気になるものとなってまいりました。
最初は鬱陶しい女と思ったサーガ、ここへきてかわいらしくさえなってます。
情緒が欠落していることを差し引いても、この大事件は彼女に大きなストレスとなっているらしく暴走気味じゃありませんか?
仲間の休憩時間に割り込んで「日常会話をしなきゃ!」というどこかからの指令が「今朝生理がきた」という突拍子もない話題を生んだのですよね。
誰も食いつかないけど。
マーティンの息子、アウグストを部屋に泊めたことの説明も、みんながいる捜査の話の時じゃなくてもいいでしょうに。
さすがにあの優しい上司も「マーティンに説明した方がいい」の言葉を後悔した風でしたよね。
この上司の人、上司というよりサーガのお母さんですよね。
お母さんもびっくりな、娘サーガの言動がかわいくてなりません(でも30歳代後半)。

こんな奔放で、人前でも死体写真を平気で見る女、一夜の過ちとして逃げ出すのがふつうだろうに、サーガをもっと知りたいというアントンも奇特な人です。
「やさしそうな人じゃないか」というマーティンの言葉は真意だと思います。

あと2話、事件の深淵も興味深く、同時にサーガが着替えるのか?というのも気掛かりのひとつ。
彼女が服(というか脇のあたり)の臭いを嗅ぐ姿が妙に好き♪

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THE BRIDGE #2「犯人の声明」

声明を録音させたのが3年も前なんて。
その時点で、デンマークの娼婦を殺してから一年後(13ヶ月後か)に国境の橋に死体を置く計画があったわけでしょ。
待ったけど社会が変わらないから実行に移したということでもないですよね。
記者ダニエルに少しずつ理由をメッセージしてくるみたいで、今までのところかなり社会的な問題を孕んでいるような趣きであります。
金にモノを言わせる移植手術とか、訴えたいことのひとつなのでしょうか。
一年前に殺された娼婦が足を洗うきっかけになったのが「ヤーレン」とかいう男だと仲間が話してましたけど、移植手術の予後が悪くて死んだお金持ちの名前も「ヤーレン」でしたね。
長年夫婦仲はよろしくなかったようなので、同じ名前なだけでなく本人かしら?
そして、大手術なのに、関係者の姿がやっぱり妻ひとり…(笑)。

ところでサーガ、奔放ってことですか(笑)。
今自分の関心のあること以外に考えを及ばせることができないという設定なのですよね(酒は飲まないけど、したいことはあるって・笑)。
そう考えると、ボスに「〇〇(奥さんの名前か?)も電話かけてくる?マーティンの奥さん、電話してきたのよ、たいした用もないのに」と考えを回せることはいい傾向なのでしょうかね。

ちょっと古めかしいい外見の福祉局の職員ステファンとホームレスの女性の関係は何でしょうかね。
前回の、DV夫から逃げさせた女性の方があのまま関わるのかと思っていたのに。
犯人のメッセージの先には福祉職員の姿があるようにも思えますが、彼は違う問題を抱えているみたいなのでそんな余裕なしに見えるしなあ。
もうちょっとでつながるでしょうか。

「キリング S1」の、ヴァウンが臓器ドナーの少年のお父さんでしたね。
小ざっぱりした失意のお父さんで、登場すると聞いていなかったら見逃していたかもしれません。

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