エイヴォンはオマールに懸賞金をかけることは今は危険だと再度ストリンガーに諭される。休戦協定で安心させてから始末しようと計画。そこまで察したオマールはしばらくNYへ行くことにする。特捜班はフリーマンの指揮でバークスデールにクスリを卸していると思われる人物を突き止めるが、そこへ州警察の麻薬囮捜査でオーランドが捕まったとの情報が入る。彼を使っての囮捜査が決行されるが…。
痛い目を見たのに懲りないオーランド。
一旦収監したら誰が見てるかわからないから囮に使うのは危険だという見本のような出来事だ。
マクノルティがキーマ人工呼吸していたようでかなりの重傷か?
地道な盗聴を続けたいところに上との板ばさみで決行された囮捜査、オーランドという願ってもない人の登場だったから歩み寄ったとはいえ上えの不信感はさらにアップだ。
この特捜班の味方の判事もそのせいか自身の旗色が悪くなり今後の口利きも微妙だ。
特捜班とというかマクノルティと判事は一心同体になってしまったか。
「落ち込んでるらしいから様子見てくる」とマクノルティが出かけた先はウォレスの家。
部屋を借りた親がふらふら出て行ってしまったのかと思っていたが、親は元々行方がよくわからず、似た境遇の子どもたちと空き部屋に住み着いたというのが真相のようだ。電気も盗んでる。
インタビュー室で眠るウォレスを部屋の前で守るように座って眠るマクノルティにちょっぴり心が動きました(笑)。本人にそんな意識がなくただ寝てただけだとしても。ウォレスに必要なのはそういうさり気なさだと思うから。
でも、自分の子どもを危険な目に遭わせてるって元奥さんに訴えられてます(笑)。落ち着かせられそうだけど。
ウォレスはブランドン事件について、ストリンガーやウィーベイが関わったことには頷くが、ディアンジェロのことに及ぶと「彼はいい人」と言う。
売人を辞めたいことを伝えた時、何も言わずに受け止めてくれたことを大切に思ってるのだろうな。そうなんだよ、マクノルティ。
当のディアンジェロは離れていったシャーディーンのことで頭がいっぱいだ。理由を理解してのことだろうか。
シャーディーンはふんぎりつけてフリーマンに協力する気でいるみたいだけども。
身の危険の可能性のある証言をしてしまったウォレスなのに予算の関係で検事局は保護できないという。
何年も会ってないおばあちゃんを探し出してダニエルズは家に送り届けたが大丈夫なのだろうか。
そしてウォレスも自分が危険な状況にいるのに空き部屋の子どもたちが気になったりするのではないかとそれも心配。
歯がゆいバブルスはクスリを絶つ決心。行動を示せば妹さんも「上に来ないで」と言わなくなるかもよ。
一人で闘う心細さがバブルスの敵なのかもしれない。キーマに金の都合を要求したのも本心だけど宣言したかったのでは?と思ってあげたい。
でも、誘惑の多い夜の町のベンチに好んでいるからなあ…(苦笑)。
キーマの「クリーンな情報屋なんて」を「そうだな」と納得してしまう可能性もありか。
フリーマンに調査能力が素晴らしいと褒められたプレッツ、いい顔でした。他人からの評価と自分の満足感が一致した瞬間だ。
「明日は外だ」「でも警部補が…銃持てないし」「大丈夫、銃はいらない」そう、クスリの卸し元らしい家のゴミ収集。
銃を持てないのはダニエルズが下した罰ではなく、処分が下るまでの決まりごと。罰は「火事でも出さない」だから(笑)。まあ、プレッツの能力発揮に銃はないほうがいいようだし。
で、ハークは何の研修ですか。
PR
COMMENT
ちょっと映画ぽい。
トーンが優しいんですよね、おとり作戦の直前まで。人生の再スタート、一時避難をほろっと見せておいて、最後にあれですから。うううう(涙)
くるっと丸くなって眠り込んでいるウォレスの姿も印象的。ジミーは子供全般が好きなんですよねきっと。扱いに多少難有りだけど。
TBさせていただきまーす(今回もめちゃくちゃ長くなってしまった。たまに私のブログを見ている上司に「TheWireの記事のread moreを開いてたまげた。よく書くことあるねぇ」と言われました)♪
Re:ちょっと映画ぽい。
>扱いに多少難有りだけど
そうそう、愛してるけどそれが他の人の尺では想像できないことしちゃうの。
今回だってどうして元奥さんが怒ってるのかわからなかったのかも。
それがわかるくらいなら、モルグに連れて行ったことも探偵ごっこも口止めしてるだろうし。
子どもの口にとは立てられないってこともありますが。
ウォレスもバブルスも危うくて胸がざわざわしてきます。
もちろん、キーマの状態も気になって。