忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

デッドウッド #6「感染」

ベラ・ユニオンから出た天然痘の伝染は拡大していた。アルが有力者たちに声をかけ、隔離テントの設営、ワクチンを買う金や馬の手配をすることになる。噂によるパニックを抑えるために「ワクチンがもうすぐ届く、届けば摂取は無料(タダ・笑)」と新聞に載せてもらう。その一方で鉱区買戻しに焦るアルはトリクシーにギャレット夫人を再びアヘン中毒にするよう命じていたが、逆に彼女たちは心を通わせ合い中毒克服の手助けをしていた。ジャックを追ったセスはスー族の襲撃に遭うが逆に殺してしまう。倒れているところをデッドウッドに戻る途中のチャーリーに発見される。

伝染病は隠し通せるものじゃない。案の定、ベラ・ユニオンだけの問題ではなくなっていた。
実情を知ってからのアルの決断は早く、デッドウッドを守るものとして評価が高い。
ベラ・ユニオンが発端であることを明かさず、支配人に無言で恩義を売ることも忘れてはいない。
あとはワクチンが届けば一件落着?

前回倒れた牧師はあれが初めての発作で、天然痘会議での発作が二度目らしい。
発作の前に「匂いがする」って、ネイトを思い出してしまう…。でも牧師は癲癇発作でいいのかな?
ここでもアルが目立ってた。
「兄さんが同じだった」とか発作が落ち着きドクターと話してる牧師に「どうせ偽病気だから梨でも食ってりゃ治る」って照れ隠しの差し入れだ。
その一方ではギャレット夫人をアヘン中毒にさせようとしてるのだけども。
一つの尺度では測れないのがデッドウッドだ。
セスも襲われたから身を守るために殺してしまっただけ。
それは前回のスー族の髪を売ってるヤツに不快感を示していたことや、早く戻ろうと言うチャーリーに「埋葬したい」と答えるところからも感じられる。
チャーリーはセスから「ビルが死んだ」と聞かされてもあまり驚いている風ではなかった。
そう遠くない時期に死ぬかもしれないという予感があったのだろうか。

トリクシーは反骨精神を持った娼婦なのだろうか。
ギャレット夫人と生き残りの子に同情してもいるだろうが、アルの言いつけに背きたいと思っているような気がしてならない。

拍手

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

無題

  • by atsumi
  • 2008/07/15(Tue)20:27
  • Edit
チャーリーはわかってた、わかっててもどうすることも出来ない自分がつらかったんだと思います。まさかあんなボンクラに撃たれて死ぬとは思ってなかったにしても、何らかの形で人生の幕を引きたがっているんだろうな、と。
トリクシーはどんどん魅力的になっていきます。でもそれはセス、ソル、アルマたちの登場も影響してるのよね〜。

Re:無題

  • by カクテキ
  • 2008/07/16 14:35
チャーリー、ビルが誰に殺されたかは問題ではなく、ビルはここで死ぬんだなって予感はあったのでしょうね。
今思うとビルの振る舞いは積極的にではないにしても、死にたがっている人のそれのような気がします。
セスという友を見つけられたことに満足したんじゃないかな、とさえ思えます。
トリクシーも外の人を知ることで自分の世界に広がりを感じているようなところが魅力的だったりします。
そうか、吹き込んだ風が素の彼女を見せてくれてきたのですね。

TRACKBACK

Trackback URL:

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]