地下鉄トンネルで発見された白骨死体は1947年に失踪したジョン・ドノヴァンと判明。彼はトンネル工事夫のリーダーとして活躍していた。失踪したのが仕事休みの日曜日、事故の届けもされなかったことから殺人とみて再捜査開始。
ドノヴァンは友人が事故死してから労働者の待遇改善に懸命だった。
ストで会社側に考えを改めさせるつもりだったが、会社は探偵を雇いドノヴァン周辺を調査し、ドノヴァンの義弟を言いくるめてストの情報をキャッチしていた。
探偵社の調査というのがくせもので、スト行為だけでなくドノヴァンと事故死した友人の妻アリスとの交際をも脅しのネタにされた。
ドノヴァンは妻ある身、そしてアリスは黒人、二重のスキャンダルにドノヴァンはアリスと別れるしかなかった。
生き埋めの理由はスト絡みなのか?アリスのと交際のせいなのか?ときたところで、二つの秘密を知っていた義弟ボビー・マカリスタの存在が急浮上。
仲良しだったが、同業の父がドノヴァンを自分の後継者にしたことを面白く思わず、ドノヴァンの正義感がいつの間にか邪魔者の正義の味方面に見え、点検に付き合うふりをして生き埋めに…。
人生への嫉妬心ともいうべきなのか、ボビーがドノヴァンの手に渡った父のライターを今でも愛用しているのが印象的。
この犯人だったボビー役がJack McGee、「Rescue Me」の隊長ジェリーですよ。
「この町の男は警察官か消防士か砂堀人にあこがれたもの、自分は火も地下もイヤだから警官になった(うろおぼえ)」とボス。
Jack McGeeさん、リーチ!あとは警官役だ。私が知らないだけですでにやってるかも(笑)。
ところでリリーとジョセフに急激に隙間風。
見ていて小っ恥ずかしいラブラブドーナツシーンもアレだが、原因は「愛してる」のタイミング?
言葉がなければダメなのはジョセフの方だったのか。
安心できない何かをリリーが覗かせていたとも言えるけど。
そして隙間風が吹き込んできたところにハーレーの男レイ登場。
彼が現れなければジョセフに電話しただろうか。
ラブラブシーンを女学生(ヴェラ)に見つかったので明日にはクラス中(チーム)の噂の的だけど、実態の方がなくなりそうだ。
ピンカートン探偵社とは、「デッドウッド」でギャレットさんが「連れてくるぞ」と脅した探偵社のこと?
そんな強力な探偵社ならアルが嫌がるのも無理ないか。
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COMMENT
無題
今回の事件も、正しさを貫こうとした被害者が、
本当の思いを告げることも出来ないまま消え去り、
みんなにつらい思いを残していたというのが、
なんだか切なかったです。
リリーとジョセフ、それまではいい雰囲気だったのに、
もう「ダメ」感が漂ってますね…。
リリーはまさに薄幸の美女なのでしょうか。
それもかわいそうだけど…。
TBさせていただきます。
Re:無題
これはいつの時代も不変なのだなあと感じます。
リリーとジョセフはびっくりでしたね。
始まるのも突然でしたが秋風も突然、だからといってボスが諸手を挙げて喜ぶわけでもないんですけどね。
無題
ジェリー隊長、こんなところで犯人だったとはショックです。警官も絶対経験済みな感じがしますね(笑)
Re:無題
ドラマでの印象は「荒っぽい」ですが(笑)。
「顔見知りゲストは犯人」であることが多いので覚悟してましたが、やっぱり…となりますね。
あの顔つきですから警官役があっても驚きませんね。きっとビンゴです。