1975年、町の風潮に関係なく隣に住む黒人少女シュリースと仲良しだった白人少女メラニーが森の中に靴を残したまま行方不明になっていた事件。
新たな手がかりが当時の郵便配達員が黒人への配達を拒んで残していた郵便物だったとは。…配達したくないくせに保管しておくんだね(苦笑)。
初めてではないだろうか、被害者が生きていたなんて。
記憶はなくしていたが31年も放っておかれたのではなく、両親はずっと待ち続けていたという事実がが回復の手助けになるといいな、メラニーとシュリースの永遠と一日がまたこれから続くといいな、と素直に思えるエピソード。
でも、どうしてもシュリースがあの時誰かに話していればと思わずにはいられない。話したところで聞き入れられなかったかもしれないが。
前回の1979年に新人だったジェフリーズはこの時はまだいなかったのかな。
シュリースもお兄ちゃんもジェフリーズに話せていたら解決の道をたどっていたかもしれない。
犯人だった男も、自分より小さい子相手にしか威張れないおバカさんだけど、強制されずにメラニーに謝罪できる子だったのに。
やはり自分が直接に痛い目見てることにはかなわなかったわけだ。
改めて言うのもなんだけど、最近、関係者に当時のことを聞いて疑わしい人を取調室にご招待した時、犯人扱いでしょ。
そしてその人の言葉で他の人物のことが浮かぶと、対象人物が変わっただけで同じことの繰り返し。
取調べの作戦なのかなとは思いつつも、関係者の証言に振り回されているようにしか見えなくて。
だから今回のように被害者が実は生きていたってことだけで、
この日は「永遠と一日」の「一日」なんだな、娘を守るために被害者を装ったメラニーのお母さんの気持ち、そのお母さんの気持ちが痛くてシュリースに冷たくあたったメラニー、白人による白人迫害に屈しなかったメラニーのお父さん、と全てにほろっときてしまう。
でも再捜査のきっかけになったメラニーがシュリースに宛てた手紙はいつ書かれたものだったのかわかりませんでした(苦笑)。
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COMMENT
無題
シュリースとメラニーの友情が、一度は事件によって
絶たれてしまったけれど、もう一度再会したことで、
あたらしくつながっていけると思えるラストが、
本当に感動的でした。
ところで取調室でのことですが、わたしも疑問でした。
古い事件だから人に頼るしかないのかもしれないけど、
結構ころころ変わりますよね~。
最後に解決するから、どうにかOKなのかしら?
Re:無題
いいことばかりではないでしょうが、記憶回復できるといいなと思いますね。
>取調室でのこと
最初からこうでしたっけ?
捜査の手順に慣れてしまったので、目に付くだけのことなのでしょうか。
関係者の言葉が頼りとはいえ、最近振り回されすぎてるような気がしてならないのです。