隊長とアレックスの死の責任に押し潰されそうなドク、フェイスの刑務所行きを阻止するため奔走するボスコ、というエピソード。
前回、発砲事件の真相についてボスコが嘘つくわけがないと書いたが嘘ついてました(笑)。
ボスコ証言はフェイスとボスコの立場が入れ替わったもの、クルーズに銃を向けたのがフェイスだった。
巻き込んだうえに内務調査の追及を受けさせるなんて…ということでクルーズの説得に奔走。
でっちあげの臨終の宣告や数々の汚い手段をフェイスが日記に書きとめてるよ、とここでも嘘を利用。
FBIにも見放されこれ以上痛い腹を探られたくないクルーズは渋々承諾し、フェイスは怪我の治療に専念できる。
身体の麻痺を訴えているけれど脊髄損傷がなかったのだから一時的なものなのでしょうね。
でもボスコは?クルーズが証言全てに口をつぐんだということでしょうか。
しかし、「お前しゃべったな」と防犯課の刑事がボスコを囲むのは学校のイジメみたいだった。
静かに死を悼む時期を過ぎ怒りが襲ってきたドク。
最後のカルロスとのコンビだというのに静か過ぎる勤務、アレックスのお母さんからの追悼式スピーチ依頼を快く承諾、これが全て嵐の前のなんとやら。
「何十回も離れろと言われてたのに!あいつは消防士でありたくて、救命士をバカにしてた!追悼式にも行かない!」とカルロスにぶちまける。
事故当日の誤配属で来られなかった新人救命士の家に怒鳴り込むのも前兆だったようだ。
アレックスへの上司としての責任感と、隊長の望みだったとはいえ救命士なのに死の手助けをしたことでどうにもならず、吐き出さなければならない時だったのだろう。
これで現場を離れるということは救命士としてのドクにはこの先ずっとこのことが圧し掛かるのだろうな。
そんな荒れたドクに接したカルロス、ドクの怒りの言葉をしっかり取り入れながらも仕事に誇りをもったアレックスをみんなに伝える素晴らしいスピーチを代行。
それをわからないほどの遠くから制服で見つめるドク、というのも切なかった。
前日は主任になったキムにプチ嫉妬気味だったのに、ドクへの気遣いとアレックスを讃えることを立派につとめたカルロス。
これがGarotoさんのおっしゃる「カルロスが変わらなければならないS5」の始まりなのでしょうか。
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