現金輸送車襲撃で二人死亡する事件が発生。テイラー警視正が11ヶ月も追っている事件と同一犯人グループと思われる。長引く凶悪犯罪ににしびれを切らしたポープはブレンダの特捜班に事件を引き継がせようとするが、殺人はブレンダ班、強盗はテイラー班という形で進めることに。
今回の生き残り警備員ウェスリーは「犯人は二人」と証言するが、今までの事件の三人目撃情報との違いに疑念を持つとウェスリーは病院から逃走、自宅にいた弟グラディを保護すると兄ウェスリーが故郷アトランタへ向かったと知らされる。ウェスリーをロスへ連れ戻すため、フリッツを伴ったクリスマス帰省とみせかけてブレンダはアトランタへ向かう。
S3の最終回拡大版で、プロベンザのクリスマスネクタイ、ブレンダママ運転キャンピングカーの大人七人五日間の旅、と見せ場も満載。
そしてメインテーマ「愛する家族」の絆もこれでもかというくらい。
ウェスリーとグラディは一度も二人一緒には登場しなかったが、どれほどお互いを大切に思っているかが伝わってくる。
薬物更生プログラムは終えてないけれど、ウェスリーにとってはグラディのためにという心が何よりの支えだったのだろうね。
それにしても命をダシにしてのブレンダ作戦はどうだったのだろう?プロベンザも「やりすぎでは?」と言うくらいだもの。
ウェスリーの最期を目の当たりにして複雑なアイコンタクトのブレンダとプロベンザだった(ここ、カメラを向けなかったバズ君も重要!)。
「非情な決断も必要」というブレンダの仕事に対する姿勢はいつも変わらないが、ブレンダパパの「お前はプロの嘘つき」と重なるとキツイものがある。
優秀な警察官=愛される家族であることの難しさ、でも迎えてくれる家族の器があれば不可能ではないとでも言うのだろうか、ウェスリーはそれをジョンソン家に見たのかもしれない。
彼は思ったよりも観察力があるようで、弟が死んでないことも気付いたのなら単独で乗り込むなんて事しなくても…と思わないでもない。
グラディはこのままジョンソン家で暮らすことになるのだろうか、兄の死をどういう形でブレンダは告白することになるのだろうか…と事件は解決したが人として釈然としない想いとジョンソンさんの器の大きさの混ざった不思議な感覚だ。
クローザーはシーズンファイナルでも事件としてのクリフハンガーはないところがいいですね。
もちろん、家は本当に売れたのか、引っ越し先は見つかるのか、ポープとフリンの手の怪我は治るのか、セリフもなく一瞬だけだったダニエルズは大丈夫か、とかお楽しみのひっぱりはたくさんありますけど。
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COMMENT
無題
そしてブレンダはいつスイーツ解禁になるのかというクリフハンガーもちらっと気になってます。
プロベンザ食べすぎ・・・
S4はいつからなのかな?楽しみにしています。
Re:無題
プロベンザとフリンも「すぐわかった」というくらいですから特別派手なのでしょうね。
>ブレンダはいつスイーツ解禁になるのかというクリフハンガー
何を夢中になって探しているのかと思えばお菓子ですからね(笑)。
決まりを作って少量食べさせた方がみんなのためです。
そうでした、後半何故かプロベンザがお菓子食べまくってましたね。
プロベンザも何かしら病気になって、二人でお菓子禁止になるのかも。
無題
このエピはあまりに悲しいクリスマスエピでした。
クリスマスの光景で始まったので、最後はほっこり、
いい気分で終わるのかと思いきや…切なかったです。
プロベンザ爺は最近、すっかりブレンダ姫のお守り…
いや、御付が板についてきましたね。
非難するのも目で訴える、見たいな高度な技まで身につけ。
来シーズンもブレンダを支えてあげてほしいです。
しかしメタボには気をつけて…。
TBさせていただきます。
Re:無題
ブレンダパパの懐の深さがないととても成り立ちませんでした。
>すっかりブレンダ姫のお守り… いや、御付
ブレンダは聞く耳ありませんが(笑)意見できるプロベンザというのはいいですよね。
せっかくの役割なのでお菓子の食べすぎが病気の伏線なんてことにならないよう祈ります。