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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース4 #18「宝くじ」

公園の池から自動車が引き上げられ、車内には銃で撃たれた人骨が発見された。身元は1999年に失踪したとされていたマーリーン・ブラッドフォード。 彼女は夫を病気で亡くし、財産を失い、二人の娘を抱え車上生活するシングルマザーホームレスだった。

タイトルから宝くじをくれたおじさん絡みだろうなと想像ついてしまう。
でも理由は想像とは違っていた。
100万ドルの半分なら大金だからいいけれど、25ドルの半分では独り占めしたくなったわけではない。
おじさんにとっての宝くじは100万ドルかゼロか、家族を取り戻せるか取り戻せないか、のどちらかでしかない。
マーリーンには宝くじをもらった時点でおじさんの心が病んでいることがわかってたのですね。
でも、正気に戻ると車を池に沈めちゃうんだよなあ…。
残されたお姉ちゃんはこの生活がどんなものであるかわかっていたからお母さんは逃げ出したと思っていたのだろう。
当日の朝、一緒に頑張ろうと約束したばかりだったからなおさら裏切られた感が強かったかも。
事件の解決はお母さんへの誤解が解け、ブランクができてしまったもののブラッドフォードの女としての再出発を予感させるものでした。
そしてもう一人再出発の人、ジェフリーズ。
奥さんひき逃げ犯への執着は恐かったけれど道を踏み外しはしなかった。
「口出ししないでくれ」とボスに言ってしまうくらいやさぐれてたし、実際銃口突きつけたのでどうなることやらと思ったが、どんな形にしろ、想い出のレコードを聞けるように心の整理がついたのならそれでいい。
だって、不良のジェフリーズなんて似合わないもの(笑)。
ひき逃げ犯、どこかで見た顔だと思ったら「ザ・シールド」のギルロイ(John Diehl) じゃないですか。こっそり生きてたとは(笑)。

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無題

  • by Anne
  • URL
  • 2008/11/21(Fri)23:29
  • Edit
カクテキさん、こんばんは。
この宝くじのエピもなんとも救われず…。
あのホームレスのおじさんがもう少し、
現実が見えていれば違っていただろうに、
夢と現実が混ざって、わからなくなってしまって、
奪われてしまった命。そしてそのせいで、
母親を信じられなくなってしまった娘。
悲しすぎました。それでも姉妹が再び、
時を越えて抱き合えたのはよかったかな。
そしてジェフリーズも。彼も一歩進めるでしょうか。
TBさせていただきます。

Re:無題

  • by カクテキ
  • 2008/11/22 10:46
お母さんもホームレスのおじさんが現実と夢の区別ができなくなっていることを感じていたようですがまさかそんなに…ということだったのでしょうね。
彼女にしたら25ドルでも希望の兆しと思ってのことだったろうに、それが逆効果だったなんて。
母親への誤解もとけ、姉妹の関係の修復ができるのでこのエピソードは解決してよかったと素直に思えるものでした。
被害者のラストの登場に久々に私も頷き返せました。

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