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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ5 #93「内なる罠」

ホルステッド判事を狙った事件の続き。
届けられた花爆弾でお手伝いさんは搬送中に死亡、デイヴィスはドア一枚隔てていたため軽傷ですんだ。最近審理を控えている裁判関係者をデイヴィスが調べると通称アニマルのドラッグ工場の審問会が浮かび上がる。クルーズとボスコが令状も持たずに来た不当逮捕を訴えるも、強く警察よりのホルステッド判事では都合が悪いとみているらしい。警護された判事は無事法廷に到着、遅れてきたクルーズの証言で裁判に持ち込まれることが決定。無事の判事を見て子分に目配せしたアニマルを見逃さなかったサリーはデイヴィスと子分を追跡。様子をうかがっていると男二人が大きな荷物を車に積み始めた。デイヴィスが近づくと男は起爆装置を握っていた。車で逃げようとするが背後からは銃をかまえたサリーが近づく…。

クルーズが妹の話を元に踏み込んだドラッグ工場爆発事件がここにつながっていたわけだ。
一連の事件は、クルーズの逮捕が手順を踏んでいないと認めてくれる判事が必要だったためにアニマルが仕組んだことだったようだ。
確かにクルーズの警察官としての行動は裁判で不利になる可能性大だもの。
彼女は逮捕で終わりだけれど、悪人を本当の意味で裁くのはその後なのだからアニマル側の弁護士がつっこんでた「軽率」というのはクルーズにぴったりな言葉だと思う。
アニマルの作戦は効かず裁判になるが、サリー&デイヴィス追跡の爆弾男との睨み合いは?というラスト。
前回ラストは爆発の安否、と二週続けてクリフハンガーな展開は、一話完結ではなく連続ドラマにひきつけたかったのかなと思える。
乗り気でなかったもののセラピーを受けることにしたフェイス。
警察嘱託の精神科医だから情報筒抜けと危惧していたがあくまでも患者として扱ってくれることに安心したのか思わぬ告白。
クソ巡査部長=クルーズが自分を撃ったのに何のお咎めもないのが許せない、と。
これは想像つく。傷ついた人間がここにいるのに傷つけたほうがそのままであるのが面白くないのはわかる。
それに合わせてボスコのことを「パートナーの自分を捨てた」と思っていたのは意外。
自分を捨ててくっついた相手に撃たれたということでクルーズへの恨みはさらに深いようだ。
振り回されるのはイヤだけど、他の人を選ぶのはもっとイヤ、とフェイスのボスコへの想いは複雑だ。
吐き出したことで即痛み解消とはならないだろうが、これが痛みの原因だったと思われる。
今のところ、フェイスと私の心の敵(=クルーズ)は同じなので、すっごく穏やかに彼女の心境に頷いてしまう。
元気になったらわからないけど(笑)。

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無題

  • by 夢野
  • URL
  • 2008/12/01(Mon)22:46
  • Edit
フェイスが心にあんなにタメ込んでいたとは。吐き出してちょっとはスッキリしたでしょうか。

クルーズって性格悪いですよね。前回だって、自分が勝手に潜入してレイプされたわけで、なかなか同情できません。
それに比べてモンローは、めちゃくちゃ性格いいです。警官としても、人としてもクルーズに適切に接してました。クルーズもパートナーがモンローでラッキーなのですよ。

Re:無題

  • by カクテキ
  • 2008/12/03 11:18
フェイスの告白にはちょっとびっくりでした。
どちらかというとフェイスがボスコに愛想をつかしたイメージでしたから。
フェイスのわがままさはボスコのためにも必要なので是非とも元の彼女に戻って欲しいです。クルーズの暴走は範疇外ですから。
私もクルーズの捜査中の被害には同情できませんでしたが、モンローがいてくれるので安心して嫌うことに徹底できますね。

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