旅行記ライター、リチャード・シラーが口の中に下着を詰められた姿で下宿先の自室で発見される。家主の女性は娘と二人暮らし。事件当時いなかったという娘バージニアに問うと、「母親の恋人に性的関係を強要され、それを知ったリチャードが自分を助けようとして殺されたのではないか」と涙ながらに訴えた。その涙にウソを感じたベンソンと、同じ年頃の娘をもつステイブラーは捜査の見方に違いが生じる。
母親の恋人、死んだ弟になりすまして性犯罪者の過去を隠してはいたがこの事件とは無関係。
落ち着いて考えればバージニアが小児性愛者の対象からはすでに外れているのがわかりそうなもの。あ、設定はもっと若いのか(笑)。
今回のポイントはステイブラーが「自分の娘と同年代の子は被害者でしかない」との考えを常に抱いて捜査にあたっていたということ。
結果的にはベンソンの読みが正しく、バージニアはリチャードと自分の意思で関係を持ち、今度の旅行に連れて行ってもらえないことでの衝動的殺人だった。
「娘を見る目で捜査してしまった」と反省するステイブラーに「でも感情を忘れてはいけないのだよ」とボスはアドバイス。包み込むような言葉がいいですね。
レイプ事件となると冷静になれないベンソン、子どもが被害者であると我を忘れるステイブラー、お互いがそれをわかってブレーキ役になれるから続けられるのかな。
娘にBFができたのを知ったばかりというのもステイブラーにはタイミング悪かった。
パパに秘密ではなく、BFの前でハグしてくれるのだから大丈夫だよと言ってあげたい(笑)。
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