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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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L&O:性犯罪特捜班 #7「性犯罪者と市民権」

首を絞められ、服を剥ぎ取られた8歳の少年ライアン・デイビーズの死体が公園で発見された。少年二人が「自転車で通る男を見た」と目撃情報を提供。その男、ビル・タービットは切手収集が趣味の物静かな男だが、少年への性的暴行で服役した前科があった。タービット逮捕で前科がわかると、警察が性犯罪者の情報を公表しなかったことで住民はヒステリー状態になる。

小児性愛者が服役中に更生した、問題ない、となるのはそこに自分の愛情の対象となる子どもがいないからで、外の世界に戻れば子どもがたくさんいて押さえが利かなくなるというのが現実らしい。
「子どもたちが誘ってくる」と本気で思うらしいのでどうしようもない。
薬物での去勢が本当にあることなのだとわかって安心した。
本の世界のことなのか現実なのか区別がつかなかったのですもの(笑)。安心は自分に、という意味ですよ。
事件は、情報を提供した少年二人がタービットの前科をネットで見つけ自分たちの罪をなすりつけたというもの。
一人は犯したことに怯え、もう一人は真相を語りながらも攻撃的。何がそこまで滾らせてしまったのか。
誤認逮捕のタービットの釈放に、怒りの矛先が定まらなくなってしまったライアンのお父さんの凶行は哀しすぎる。
この感情とも犯人少年の心は違うと思う。
タービットは今回はヌレギヌでも犯罪を繰り返しただろう。
犯行を防ぐために殺していては解決とはいえないが一時的に住民は安心を得る。正しくないが安心を得る。
今回のステイブラーは男の子にも危険が待っていることに慌てるが、学校のお仕事紹介授業で、「みんなの大人になりたい気持ちを利用しようとする悪い人がいる」、「パパが痛いことをする時はどうしたらいいの?」に「ディッキーに教えて。そうすればディッキーが私に教えてくれるから」と哀しみの中にも頼りがいを感じる言葉だった。

捜査以外では笑いのアクセント的な会話しかなかったキャシディが真情を吐露。
最初は任務に燃えていて気付かなかったけれど8ヶ月も経つと陰惨な繰り返しに負けそうになる、と。
ステイブラーは経験する道だ、と肩を叩くだけだが大丈夫だろうか。
これから子どもを持つことを夢見る男と、この仕事に着く前に学生結婚で既に家庭のあった男とでは感じ方も違うかもしれない。

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