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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ5 #102「この世の果て」

モンローのアパートから戻ったドクは自分の部屋を片付け制服に身を包んで署に向かうと署長のスティーパーに発砲。居合わせたキムや消防隊員が手当てしようとするのを遮り「救急が到着するまでの15分がどんなに長いか思い知らせる」と言う。ドクが銃で人質を取った立て籠もり事件と判断した警察は特殊部隊を配置する。

ドクのサヨナラエピソード。最終回にも登場するようですが。
オープニングで部屋を片付けるドクはパーティーの後片付けなのだと思ったらこれから仕出かすことへの整理だった。
どんどん片付いていくドクの部屋と銃を探して部屋を引っ掻き回すモンローが対照的。
パーティーでモンローに接近していたのは銃を盗むためだったのか?それじゃモンローがかわいそうすぎる。
みんなを守るためにスティーパーを思い知らせる、と矛盾してはいないか?
この分署がなくなると助けを求めている人の元へ駆けつけるのが遅くなるという言い分はわかる。でもこんな身勝手な思い遣りでは「病んだ男の立て籠もり事件」で片付けられてしまうぞ。
ドクはサリーに語ったように何もかもに疲れてしまったんだろうな。
こんなひどいことをさせなくても…というサヨナラエピソードでも、「ドクは自分を撃ったりしない」と信じてスティーパーの手当てをするカルロスは立派だったし、自分を助けてくれたことを思い出させ「これからは自分がついてるから」とドクを包み込むサリーはさすがだった。
ドクをわかっていてくれる人はいるのだ、ということがわかりましたからね。私は苦手キャラだったけど。

ボスコVSナルドはやはりな展開。
ママを人質に、ボスコを連れて「こいつが俺をはめた」とマフィアの新ボスに言い訳をしに行く。
一度疑われたらお終いの世界であることをみんなが知っている。殺されるか組織を売るしかない。ボスコは三択で刑務所に入ることを挙げていたが刑務所入ったら命の保証はないでしょ。
思いつめたナルドは銃口を自分の頭に向け「立派に死んだと伝えてくれ」と言い残し引き金を引くという、思い知らせるためのボスコ&モンローの作戦は苦い結末になった。
「なんで他のやつらみたいに上手く付き合えない?」と怒るナルドがあわれ。他の警官とは便宜を図り合うのにボスコだけは言うことをきかないのだもの。
仲良くしたかっただけというチンピラの末路はある意味潔かったけど、ボスコは自分を責めないか?ママのことでせいいっぱいか?

たいへんなボスコに復帰したフェイスはデスクワークが不満で「またパートナーとしてパトロールしたい」と言い出す。パートナー解消を言い出したのはフェイスなのに。
この復帰もフレッドはまだ早いと思っているのに、フェイスは「事件の前の状態に戻ること」が全てを解決すると考えているようだ。
また家庭が荒れたり、クルーズとの火花が散るんだろうな。
で、その間でボスコが悩む、と。

2月2日追記
涙ながらにサリーに訴えるドクの「9.11の時、トリアージを作って待機していたのに誰も助けられる人がいなかった」というのは、9.11特番「彼ら自身の言葉で」で印象深かった言葉。
ドクの喪失感はここから始まっていたんだな…。

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