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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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心理探偵フィッツ #17~19「真実の行方 前中後編」

前回のとんでもないシーンから数ヶ月(4ヶ月?)経っている様子。
ジミーは心の問題で入院&休職中、他のみなさんはいつもどおりに仕事。
ジェーンがジミーの口に銃口を突っ込んだ後どうなったかは後からわかる。
ジェーンは弾を入れなかった、しかしジミーは引きがねを自分で引いた、この行動に理由なんてなかったはず。それだけに危険な状態。
睨みの効く昔からのおまわりさんに憧れて警察官になったものの、捜査に学者が介入したり、煩雑な手続きを踏まないと犯人を有罪にできない、等の変革の時を迎えたり、ビルボローの死の責任から逃れられないジミー。
あの事件がなければジェーンを襲わなかっただろうし、思うようにならない捜査に自ら決着をつけることもなかっただろう。
決して好きなキャラクターではないけれど再見してジミーの心の流れの描かれ方にやられた感じ。
最期の時にかけつけたのがジェーンだったのは幸だったのか不幸だったのか。謝罪を受け入れるも何も…。
ジェーンはジミーを恨んで昇進してこき使う事を支えに歩き出そうとしていたのに。

売春婦連続殺人事件は、収入を誤魔化してまで女を買っていた夫への恨みを家庭、子どもたちを守るとの理由から売春婦たちへと転嫁させた奥さんの凶行。収監中の夫が人を殺せるわけがない、と釈放されることを狙ったのでした。
収入誤魔化し、神父の兄さんの事件もみ消し工作支持、と明らかになっても釈放された夫を受け入れられたのだろうか。
結局は夫はジミーの道連れ、奥さんはやってもいない殺人を含めて逮捕、家庭は破壊されたも同じ。
この回はフィッツのお母さんの死が始まりだった。
葬儀を頼んだのが犯人のお兄さんの教会。
そのせいで事件に関わる前から犯人たちに会っていたという展開。
フィッツの家の愛憎入り組んだ兄弟関係もまたヘビー。
ジュディスのお産もあったし、前中後編と長時間なのにぎゅうぎゅう詰めだった。

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