「巡査の鑑」見習い巡査アンがやってきて模範的なふるまいをするヘーミッシュ。少佐が旅行先から連れ帰った女性と結婚することを知り、事件性をでっちあげるため彼女の素行調査のためアンに出張を命じたのだがアンがすごい証拠を持ち帰る。
ヘーミッシュをそそのかしたのは誰ですか、みんなですね。
アンに誘惑された!寝るまで帰れない!って(笑)。
「しばらくヘーミッシュで遊べる」なんてラーキーに言わせておいていいのでしょうか。塩泥棒で壊したドアの修理代を教えるような人の片割れですよ。
誘惑に打ち勝つため命じたウソ出張が結果的には言葉通りに「巡査の勘」で事件性アリ!
少佐が即行結婚した女性は、かつて主演した映画に倣って結婚した男と次々に殺して財産をいただく魔性の女だった。
でも彼女、調査が足りないよね(笑)。人を殺すなんてリスクを負うならそれに値する財産があるかどうか慎重に調べないと。
悪人が命を落とすというロックドゥならではの結末で一安心(?)。
それにしても話しているうちに、映画の筋がそのまま少佐に当てはまることでみるみる不安になっていくみんなの表情がステキ。決定的だ!となったら押し合いへし合いでパブを出て少佐宅へと急ぐし。ここの団結力は見事。
ところで見習い巡査のアン、「リンリー警部」のヘイバースじゃないですか。
しかしメガネがでかい(笑)。変装かと思った。
名前を変えた連続殺人事件は「栄転は困る」ヘーミッシュではなく、アンのお手柄となり見習い終わり。「取り繕わない素のままがいいわよ」と爽やかな言葉を残してアンは去るのでした。私もそう思う。浮ついてるから錘のパイプって(笑)。
「マクベスの休暇」ジョックと共に休暇である島を訪れたヘーミッシュ。宿としてお世話になる教会の人々の過去の事件にまつわる暗い噂を聞き巡査として事件に関心を示す。
家族を守りたかったからの隠蔽工作が娘を傷つけていたが、明らかになった今、娘と父親は再出発できるのか?というシリアスエピソード。
なのでいつもの面々は登場しません。
人間関係が入り組んでいてわかりにくかった(人の顔を覚えられないのが致命的)。
聞き逃したのか、そもそもの殺人の理由が一番わからない。義兄を裏切ることが許せなかった、でいいのかしら?推理ドラマじゃないからいいけど。
心が弱っていた妹を守るために義弟の告発を見送り、島民から後ろ指を指されながらも守り続けた秘密。娘の気持ちは?神父様は?ということは気になるが、閉塞的な島ならではの人間関係が凝縮されていたとでもいいましょうか。
神父様はカトリック、居候はプロテスタント、と教会内宗教戦争が数少ないコント部分。そこにユダヤ教ヘーミッシュが参戦。
「ここに来る人はユダヤ教が多い」って、渡し舟のバーバラの改宗の勧めは強力(笑)。
力いっぱい走るジョックが愛らしい。あれだけ走れば夜はぐっすりだ。
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