新部長モレッティは、アビーに待合室(トリアージ以前?)患者の応対を命ずる。
素人目には医者が足りないのにいいのか?という気がしないでもない。
モレッティの意図するところは、緊急性の高い患者をドクターの目で見極めるということなのだろうか。
寝てるのか意識を失くしてるのかをドクターでないと判断できないのは確かに問題だけど(チュニーの「反省してるんだからもう言わないで」はよかった)、それを言い出したらERがこんなふうになってしまう医療制度をどうにかしないといけないよね。
待合室で胃の不調を訴えるのは実は銃創患者事件。
「強盗に行き会っただけ、顔見知りだから事件を公表したら住めなくなるから嫌」との被害者意見に騙された。
ここ、アビーの「反対好き」が出てたよね。
それまでは「弾丸摘出しないと半身不随もありますよ」と説得側だったのに、警察からの手術命令を聞いたドゥベンコの手術積極論に「患者の意志を無視するの?」ときましたよ。
確かにこの時のドゥベンコは、難しい手術の機会を逃してなるものか、という気持ちが強かっただろうけれど、弾丸行方不明事件をでっちあげる(見事な保険付き。でも証拠汚染だろうな…)くらいには柔軟(笑)。
正しい大人としては問題だけど、ここら辺がドゥベンコ好きなところかな。
自動車事故の女性高校教師と教え子ケイシー。
二人は恋愛関係で、教師がケイシーママから「息子に手を出すな!」と暴行を受け、ERへ向かう途中の事故。
そこで発覚した教師の妊娠、そしてケイシーは死亡。
「たったの9歳違い、そんなカップル世にはたくさんいる」と自己弁護の言い訳してたけど、プラットの言うように「問題なのは今」。
ママに向かって「あなたが殺したのよっ!!」って言うのがもうダメ。
暴行以前に自分が犯した法律無視はどう言い訳するのかな。
ICUに移動したゲイツ、早速20分の遅刻だよ!(笑)
担当になったのは重病の天才大学生少年(13歳)。
思い当たる病気の検査を知人の院生に検査してもらったところ、どうやら正解だったらしい。
遅刻の減点を挽回させてあげようと、難病であるとのヒントをゲイツに教え、それを上司に報告したら「なるほどね」と。
自分の診断も自分でできてしまう天才少年は哀しい。
どんな病気であるのか、今は医者よりも知っているけど、ママへの告白はできない。
死ぬ事を聞いて哀しむママなんて見られない、と。
大人と子どもの同居した切なさを、ゲイツは受け止めてあげられるのだろうか。
その他プラットのアンスポーへの直談判は、モレッティに筒抜け。やっぱりね。
直談判時の「2年後に来なさい(本当は何て言ってましたっけ?来年じゃないのは確か)」はよかった。来年でもダメなんだ、と笑った。
ニーラ、もう退院らしい。
外科のトップとナンバー2が揃って回診に来てくれるなんて恵まれてますね。
退院してもアビーが力を貸してくれるらしいし。
馴染みの救命士や看護師が映るとほっとする。
そんな中、「随分出番のあるこの黒髪の看護師、誰?ベッキー?」と思ったらサムだった(笑)。
PR
COMMENT
無題
ゲイツは子供(大人の頭脳だけど)の扱いは上手そうなので、あの子とうまくやってくれるかな、と期待してます。
Re:夢野さん
言われてみれば、ボランティアという言葉をどこかで聞いたような気がしてきました(笑)。
医者不足とは関係なかったのですね。なら少しだけ賛成かも。
激務なんだから休みの日は休ませろって気もしますが。
でもアビーならいいかな…(笑)。
>緊急でない人も来てる医療制度がおかしい
私たちがふつうに行っているような病院、診療所がないのかな?とずっと不思議でした。
ERを見るうちに、予約でなければERなのだと薄々感じてはいましたけれど、病院単体でどうにかできることではなさそうですよね。
>ゲイツは子供(大人の頭脳だけど)
ゲイツが子どもの扱いが上手いというよりも、あの子がゲイツに合わせているといった印象でした(笑)。
賢さをわかってゲイツが一歩引いてあげていると見てあげたほうがいいですか?