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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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フロスト警部 #11「追い詰められた男」 No Refuge

ガラス工場に強盗が押し入り、素直に金を出さない社長(父親)のせいで慕っていた経理担当者が銃で撃たれ死亡、それまでの恵まれていた生活がとたんに憎たらしくなってしまった息子ケヴィンの物語でした。
防犯カメラをつけていれば犯人の顔がわかったはず、金をすぐに出していれば経理の人は撃たれなかった、とワンマンで細かいことを気にしないパパと同様、その言いなりで自分の恋人にも手を出しているのを承知である自分にも嫌気がさし、強盗事件に絡めてパパに死んでもらおうと思ったが、今までの気持ちをぶつけたらパパはわかってくれました(笑)。少しずつね、というところに真剣味を感じる。

この事件を追いながら、警部はシャーリーとの関係に終止符を打つことに。シャーリーのお母さんの葬儀に「行く」と言いながら、いつもどおり行くことができず。シャーリーは来て欲しいなんて一言も言わなかったのに。来なかったことを責めているのではないのは警部も十分承知で…逆ギレ(笑)。別れることに理由をつけるためなのはわかるが、できない約束を繰り返す人は嫌いなのでやっぱり逆ギレと呼びたい。

今回部下に戻ってきたモリーンも、捜査で知り合った女性と親しくなって三角関係に発展し、刃傷沙汰に。告発はないものの、三人それぞれが一人での再出発ということでまたもやモリーン転属。ここの警察、他のドラマに比べて異動多いよね。
同性愛者に対する署長の目を知っている警部の気遣いがよかったですね。
それがどうして自分の私生活には向かないかな(笑)。

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