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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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フロスト警部 #20「ゆがんだ愛」 No Other Love

夫を刺してしまったおばあちゃん事件。
あの日、ラジオで想い出の曲が流れなければ…。とても悲しい話でした。
2歳の娘の病死が、38年にもわたって積み重なっていたとは。
娘の死を悼む言葉の直後の「ご主人も胸を痛めていたでしょう」に、きっと表情が変わるおばあちゃん、憎しみが伝わってきました。
夫を刺して結果的に死んでしまったことで、呪縛がとけたおばあちゃんはずっと飾りたかった娘の写真を並べ、にっこりしてました。娘の死に対してやりたかったことをやったら、今度は自分が自然死。安らかな死だったのだろうな。
彼女は殺人者ということで情に流されない対応をする女性警官と、警部の意見は食い違ってました。警部にいくら諭されても考えを変えない女性警官はある意味立派。今後も何事にもぶれずに、現実を見つめる警官であって下さい。でもですね、情がないと勤まらんと思う。
このエピソードは、この前の「バーナビー警部」で、夫が殺されるのを目の当たりにしながらも、翌朝ずっと禁止されていたブラウンソースを楽しんでいたご婦人とかさなりますね。

質屋のローソン事件。
タイトルから、身内による虐待事件だろうと想像はついた。でもあの気弱そうなお父さんが?と疑問。だから加害者は元軍人の祖父だろうとは察しがつくが、今度はお父さんが殺される理由がわからなかった。息子が強盗に来たことで今まで見ない振りしてきたことを反省し、通報する気になってしまったのを殺してやめさせた、ということのようです(ジジイ、孫の襲撃を利用してますよ!)。父親であろうとしたことが殺される理由となったとは皮肉。
ところで、軍人って子どもが少ないと蔑まれるの?犯人が「私には息子一人しかないのに、息子には四人もっ!」ってキレてましたけど。
往生際の悪い元軍人は、警部に銃を向けて抵抗。そこへバーナードが飛び込み、銃声2発。元軍人とバーナード、相撃ちとなったようで二人とも命を落としてしまいました。
久しぶりに登場したと思ったら、バーナード殉職ですかっ!警部も質屋の前で再会を喜び、なんやかやで同居も始めるところだったのに。「私の歯ブラシ、君の歯ブラシ」と見せ合いながら並べてる姿は楽しそうだったなあ(新婚さんか?とつっこんだけど・笑)。

目の前での部下の死に、警部は署長に辞表を提出。このエピソードがシーズンファイナルだったようで、警部の去就がクリフハンガーとなったのかな?
今日の署長は、警部をリストラしたくて、ジョージに人員整理をさせるという暴挙。本当に警部を辞めさせたいならジョージでは無理なので、温情ととれないこともないけど(笑)。
バーナードの死で、署内のリストラ話も治まるという悲しさしか残らないエピソードでした。
その中でのあえての笑いどころは、警部が女性との同居を急いでアパートを借りて「フロスト夫人」の出現(警部、どうしちゃったの?)、おばあさんの刺してしまった旦那さんを見守る姿が「お父さんを見舞う息子」、そしてアメリカ帰りの「偽息子」、へんてこりん家族の出来上がり(笑)。
そして一緒に住みたかった女性にはふられましたが、新しい大家さんと何やらいい感じで、警部のモテモテ人生は続く。
でも一番すごかったのは、パーティーでのジョージの真っ赤なジャケットだ。何があったんだ?

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無題

  • by Anne
  • URL
  • 2010/03/27(Sat)08:53
  • Edit
こんにちは。ご無沙汰しています。
このドラマ、私は観ていないのでドラマに関係ないのですが、
http://dramanavi-column.cocolog-nifty.com/column/2010/03/zeljko-ivanek-b.html
この記事を見つけたので、カクテキさんに知らせねばと…。
PBも終わってしまって、最近観てるドラマがかぶらないので、
お話をする機会が減ってしまって寂しいですが、
また遊びに来ますね!

Re:Anneさん

  • by カクテキ
  • 2010/03/27 09:31
Anneさん、素敵な情報ありがとうございますっ!
そういえば最近、海外ドラマNAVIはのぞいていなかったので、ホントにありがたいです。
ゼルさんが普通の海外ドラマ紹介ページで取り上げられるなんて、そうそうないのでこのページはお気に入りにいれておこうと思います(笑)。
なんていい笑顔でしょう!←本心ですよ。
しかし、悪の香りって…(笑)。
私がゼルさん好きになったのは、「ホミサイド」でのエド・ダンバースなので「誠実な香り」しかしないんですけど(爆)。
「ダメージでのエミー賞受賞は遅すぎたくらい」と書かれてますけど、それなら取り上げるのも遅すぎって気がしません?
ああ、興奮して書き散らかしてしまいました。
それだけ喜んでいるということです(笑)。

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