内部の汚職を調べ始めたら妻を殺されてしまい、退職を願い出たロンドン警視庁のジェントリー警部。
ダラムという町で事故死した青年ビリーの葬儀に、妻殺しを指揮したと思われるウェブスターが現れたという情報から、ビリー事件の捜査にダラムへ赴く。
1960年代の腐敗した警察に立ち向かうジェントリー警部の物語のようだ。
警視庁への転属を控えたバッカス刑事との関係が、最初は冷や冷やでした。
しかし、ホテルでの朝食会談は、親しみを感じるようなものでした。
そしたらやっぱり、「君を教育したい」とバッカスの転属を差し止めて、この地で教育していくことにしたようです。
やっぱり、かわいかったんだ(笑)。
潜入・囮捜査、湧き出る推理、と意欲的なのはいいけれど、道を間違わないように教育したいという警部の気持ちがわかるような気がいたしました。
バッカスの証拠捏造の過去のせいで、見つけたマフラーやリッキーの釈放を問い詰められているかと、警部の陰湿さを疑ってしまいました(笑)。
でも警部が見ていたのは、その後ろにいたバッカスの上司の関わりだったのですね。
1960年代が舞台、ばりばりの科学捜査なんて登場しないので、人間関係に注目して楽しめそうな気がする初回でした。
ただですねえ…
バッカス刑事、Life on Mars のサム・タイラーのお父さんだと言うじゃないですか。
気がつかなかったなあ(笑)。
私には、どうかしちゃったエリック・アイドルに見えて、いつ素っ頓狂なことを捲くし立て始めるかとわくわくしてしまいました(笑)。
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COMMENT
無題
サム・タイラーのお父ちゃん、かわいかったです(笑)
当時の汚職や人権無視っぷりはジーン・ハントからじゅうぶん教わったので、とくに違和感もなく見てしまいました^^;
思いがけずリチャード・アーミテージに遭遇できたのも嬉しかったし♪
次回から舞台をロンドンに移すのかと思ってたら、どうやらこのままダラムのようですね。
北東部が舞台のドラマは貴重なのでじっくり楽しんでいきたいと思います。
Re:Ayanoさん
あの、ほっぺたですよね。
飴玉でも入ってるのではないかと(笑)。
異様な目の輝きこそないものの、エリック・アイドル系に見えて困りました。
声の感じも何だか彼を思い出させます。
バッカスは転属を希望していたので、これでコンビお終いかと思われましたけれど、警部が裏から手を回していたとは。
推理好きがどう矯正されていくのか楽しみです。
双子の真相ストーリーは、私も「まさか!」と信じ込みそうになりました(笑)。
無題
登場人物も個性的ですし、重厚な雰囲気と広大な風景が気に入りました。
>1960年代が舞台、ばりばりの科学捜査なんて登場しないので
今の刑事ドラマは監視カメラや携帯の発信場所から居場所がわかったり、パっパっと進んで時々置いてかれちゃうことがあるんですが、設定が昔のドラマは一緒に考えたりする間があるのが好きだったりします。
Re:さとうさんたさん
>設定が昔のドラマは一緒に考えたりする間があるのが好き
ですよね。
動機の前に事実だけが来るのはどうも逆に強引のような気がします(笑)。
「フロスト警部」の時代でも、今風のものより考えながら見られます。
そう思うとこの10年くらいでの技術の進歩の凄まじさを感じますね。
>重厚な雰囲気と広大な風景
どんよりした空でさえも開放的でした←意味不明ですね(笑)。