忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ニュー・トリックス #4「セレブの誤算」

サンドラは新聞記者マコーネルから、レストランオーナーのキティを紹介される。
彼女は40年前に夫バーティと二人での料理番組が大人気だったが、バーティが心臓発作で急死後も芸能界で華やかな経歴を残していた。
マコーネルは「バーティはキティに殺された」という情報を得、サンドラのUCOSに裏付け捜査を持ちかけてきたのだった。
昔バーティとキティの付き人だったピンキーは、当時犯罪だったバーティとピンキーの同性愛関係発覚を懸念したキティが夫を喘息の薬で殺したのだと言う。
薬の出所や喘息薬イーサリンをめぐる薬害訴訟からキティの疑惑は深まるが…。


同性愛が犯罪だった頃、それを理由にスキャンダルを恐れて夫を殺害したという強かな女性キティのお話でした。
入江さんの本で知ったように、世界保健機関では公式に1993年まで同性愛は病気とされていたことを思えば、犯罪だったと聞いても驚きは少ない(他の本やドラマで知ってたけど)。
当時、女性に求められていたのはかわいいこと。
父親が有名弁護士で教養も高かったキティは、かわいいことも知的な仕事も選択できたという珍しい女性だったのでしょう。
かわいらしく生きることを選んで、悪い知的犯罪を企んだという、自分の持てる技を使いこなしたと言えるのかも。
キティがイーサリン処方を依頼したと思われる医師も既に死亡、イーサリンを大量投与した具体的証拠も挙げられないサンドラは、話を持ち込んできたマコーネルの前に捜査資料を忘れたということに。
40年前の事件に一面を飾らせ、社会的な制裁を加えることを選択したのでした。
いいのかなあ…(笑)。
ここらへん、サンドラもオヤジたちに毒された結果かも。

ブライアンの家では、奥さんのエスターが腕の靭帯を切る大怪我。
泣くことしかできないブライアンの応援に、ジャック、ジェリーが駆けつける、という願ってもない展開。
なのに!
製作側、スクラフィーちゃんを出す気がない!
っていうか、スクラフィーちゃんの存在がなかったかのようだ。
こういう場合、エスターのベッドの足元に丸まってるとか、ブライアンの出した缶詰食事(エスター用)には目もくれず、ジェリーが腕をふるった料理(女性にもてる理由か?)に飛びつくとか、見せ場がいくらでもあるはずなのに。

拍手

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

TRACKBACK

Trackback URL:

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]