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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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名探偵モンク7 #14「お帰りモンク刑事」 Mr.Monk and the Badge

警部の尽力で、12年ぶりにモンクさんが警察官に復帰できることになる。
ただししばらくは内勤、その後は警部やディッシャーとは別の班で捜査にあたることに。
現在捜査中の「つるはし殺人事件」は、目撃者の情報で犯人逮捕に成功するが、目撃証言に無理があることにモンクさんは気づいてしまう。
そして交通課の巡査が何者かに殺されて…。


モンクさん復職=ナタリー失業、当然のことだけれど考えてもみなかった。
それでもあんなに喜んで送り出してあげられるナタリー、愛おしいですわ(笑)。
呼び出した警部の「コンサルタントとしての契約は解消…」に、怒っていた理由も「給料がなくなる」ではなく、モンクさんへの仕打ちに対してですよね。
モンクさんは真っ黒なのに、ナタリーは真っ白です(笑)。
「うえ~ん!」って勘違いして泣きながら逃げ帰るモンクさんはよかったですけども。

願い続けた復職なのに、警部と一緒の班ではない(モンクさんの班のリーダーは、「Rescue Me」のジェリーでしたね。ああ、続きが見たい…)、呼び出されると猫の不法侵入、コンピューター管理の煩わしさ…もうモンクさんの知ってる警察とは違っている。
違っているのはモンクさんも同じで、ベル先生への「どうして幸せだって教えてくれなかったの?」にはじ~んときた。
ナタリーやシャローナがいたから、警部やディッシャーがいたから、幸せだったから復職という次のステップへの希望を持っていられたということですよね。
なので、警察を辞める決心は見ているこっちもすんなり受け入れられました。
なのに、なのにっ!ここから真っ黒モンク。
警部の「裏口にサプライズが~」を聞いて、私でさえ「ナタリーだ!」ってわかって嬉しくなりましたよ。
給料の額もいいだろうし、遅滞もないであろう音楽プロデューサーのアシスタントを捨ててモンクさんのところへ戻ってきたのに
「週給900ね」って!!(シャローナに聞いてから上げていたのには驚く・笑)
ナタリーがアシスタントを辞めなければならなかったのは、君のせいだろうが!
もっとひどいのが、帰りながらきょろきょろして「何?」と聞かれたら「いや、警部が裏口にサプライズがあるって言うから」だと?
モンクさん流の照れ隠しでないのなら、どうしてくれましょう(笑)。

「つるはし殺人事件」(ディッシャー、またまたへんてこな名前を勝手につけて、警部に一蹴・笑)への疑問は、「証言どおりだと太陽がまぶしくて車のナンバーなんて見えなかったはず」ということでした。
曇りだったのかもよ~と、プリズン・ブレイク病の私が何を連想したかはもうおわかりですね(笑)。
パナマの刑務所からの脱獄計画ですよ。
看守がまぶしくて目を逸らした隙に…っていうあれですよ。
脱獄が天気任せ、運任せ。さすがだ、マイケル(久しぶり♪)。

前回書き忘れたけれど、モンクさんの水がペットボトルからブリタみたいな据え置き型の浄水器に変わってましたね。
これも時代なのかなあ?

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無題

  • by Anne
  • URL
  • 2010/07/10(Sat)12:43
  • Edit
こんにちは。
モンクさん、今が幸せだと気づいて、警察を辞めて、
今までどおりナタリーと一緒にがんばっていくというのは、
いい展開だったなぁと思います。
そんなふうにはならないと承知しつつも、
いっそナタリーと結婚しちゃえばいいのにとか、
ちょっと思っちゃいました。

>曇りだったのかもよ~
そういえばこんなこともありましたね~。あっちはたぶん、
シリアスな気持ちで作っていたドラマだったのにもかかわらず、
それこそモンク的展開だったかも。懐かしいです。

Re:Anneさん

  • by カクテキ
  • 2010/07/11 09:26
ベル先生に訴えた「どうして幸せだって教えてくれなかったの?」は、いいシーンでしたよね。
それなのに後がいかんです(笑)。
モンクさんは照れ隠しなんてできる人ではないので、つねってやるしかなさそうですね(笑)。

>いっそナタリーと結婚しちゃえばいいのに
ハグしてても、そういう考えが浮かばないのがこのチームのいいところでもあります。
モンクさんは、いつの間にかみんながいることが普通で最高の幸せになっていたのですね。

>あっちはたぶん、シリアスな気持ちで作っていた
だから余計に、笑ってしまうのですよね。
まだまだ私のPB病は治る見込みがありません(笑)。

無題

  • by cinemalady
  • 2010/07/12(Mon)17:02
  • Edit
今日は。
ありきたりな表現ではありますが、幸せなのに今まで見えていなかった、失って初めて自分がどんなに幸せだったのかをモンクさんは理解したということですよね。クライマックスで犯人に追い詰められて警察バッジを犯人の足に刺したこともそうですが、ベル先生に言った言葉からも分かる通りモンクさんどんどん成長していると思います。
この一件で少しは高所恐怖症も克服できたのでしょうか。

ナタリーも警部もディッシャーもいない現場にモンクさんと見知らぬ警察の人だけの捜査場面には、かなり違和感を覚えました。警部は勿論「あの」ディッシャー「でさえも」(妙に強調・笑)こんなプレッシャーがいっぱいの職場に日々身を置いているのかを思うと、尊敬の念が湧き上がって来ました。最後ナタリーに憎まれ口を叩いたのは、お互い深く信頼し合える関係でこそ言えるのだなと結構和みましたし、大目に見てあげることにします(笑)。それにしても警察を辞めると言った時に「まだ早過ぎるぞ!もう少し頑張ってみるんだ!」と誰も言い出さなかったのは、このドラマらしくて凄く良かったです。

活躍はそんなありませんでしたが、ディッシャーの「つるはし殺人事件」発言と「サプライズって何でしょう?」と警部に天然で聞いた場面は愛嬌があったので、よしとしておきます。

はあー。でも来週からはいよいよ最終回に突入なんですよね。トゥルーディー事件にどう決着が着くのか、ディッシャーにどんな見せ場があるのかといった期待は高まりますが、終わるのが怖い、見たいけど見たくないという気持ちもあります。本当に複雑です・・・。

Re:cinemaladyさん

  • by カクテキ
  • 2010/07/16 10:52
自分は幸せだったんだと気づいたモンクさんに、じ~んときました。
それでもというか、それだからこそ垣間見える黒さがまた際立ちます(笑)。
終わりに向けて無理矢理決着つけるのではなく(復職が強引のような気もしますが・笑)、モンクさんの心の動きを見せてくれたということを嬉しく思えます。
弾けたディッシャーもいいですが、流れの中に違和感なく溶け込んだすっとぼけぶりもまたいい味でしたね。

あと残されたのは前後編のファイナルエピソードのみ、早く見てしまいたいような残しておきたいような、本当に複雑ですね。

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