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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ニュー・トリックス3 #2「カリスマ活動家の死」 Dockers

1975年、労働党書記長ウォルシュの遺体がテムズ川で発見された。
資金の着服が疑われていたことから自殺と判断されていたが、ウォルシュが公安から危険人物とみなされていたことがわかり、暗殺の可能性が浮上してきた。


こういう話はたいてい予測とは違うもの(笑)。
お国のために政府が暗躍などではなく、人妻との不倫を楽しんでいたウォルシュが、娘と活動家学生の交際に反対したために起きてしまった事故でした。
父親を恋人から離そうと娘が殴ったが、殺したのは娘ではなかった。
息を吹き返したウォルシュと恋人が再度もみ合いになり、海に転落…というのが真相らしい。
「君はここにはいなかったことにっ!」と言った時は、本当に彼女を守るつもりだったかもしれないが、続いて起きた真相を30年間語らなかったのは保険と思えて仕方ない。
ウォルシュの不倫相手は事件を目撃しても一切を語らず、当事者も語らず、そういう事件でした。

ところで!ようやくスクラフィーちゃん登場!
東洋医学に魅せられたブライアンが放り捨てた心の安定のための薬をゴミ箱から拾って食べてしまい、寝ているという役。
でも…前のスクラフィーちゃんとは別犬みたい(笑)。
どうして突然登場させようと思ったのかしら?
それならこの前エスターがケガをした時にベッドの片隅に寝かせておいてくれてもよかったのに。
そうか、この時のスクラフィーちゃんの存在自体がなかったかのような扱いに抗議が殺到したのだな(笑)。

公安、暗殺、陰謀説からブライアンがかつての自分への陰謀説を思い出してバランスを崩していくのが怖かったよかったです。
ちょうど東洋医学に気持ちが向いているところだったので、憑りつかれたような感じで。
以前は陰謀説に憑りつかれるのをあんなに心配していたエスターが「薬飲んでないのね!」で済ませているのはちょっと解せないけど。

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