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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉

謎解きはディナーのあとで
「謎解きはディナーのあとで」
 [単行本]
 著者:東川 篤哉
 出版:小学館
 発売日:2010-09-02
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

お嬢様と執事のやりとりを楽しむものだから、犯人の動機とかあえて知らされないのですよね?
最終話で犯人が動機を語ろうとしたらお嬢様遮りましたものね。
だからミステリ部分はそれでいいけれど、執事の影山の直接的な言葉が好みではない。
アホでいらっしゃいますか、目は節穴でいらっしゃいますか、等の失礼な物言いが解決へのコマンドとなっているのでしょうが。
「それでもプロの刑事でございますか。ズブの素人よりレベルが低くていらっしゃいます」にいたっては喋りすぎだよね。
そう思ってしまうのはウッドハウスのジーヴスが好きだからだろうか。
ジーヴスだってご主人バーティに失礼なことを言う。
しかしバーティにその失礼さを気付かせないところがジーヴスの魅力。
というか、二人の魅力。
お嬢様と影山は、この二人とはまた違った関係性というわけで。
なんといっても影山はプロ野球選手かプロの探偵になりたかったのだものね。
とにかく本屋大賞、おめでとうございます。
でも私は東川さんの長編の方が好きかな。
その方がじっくりおバカさんキャラクターを味わえるから。
風祭警部ももったいないよね。

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