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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ルイス警部 #14「暗闇の真実」 Dark Matter

カレッジの天文台で校長の遺体が発見される。
階段からの転落事故かと思われたが争ったような形跡もあることから事件として捜査へ。
校長と天文仲間の学生ジェズ、守衛に校長との密会を目撃された医者のエラ、夫とエラの関係に嫉妬した校長夫人、と疑わしい人物が次々現れる中、今度はエラが射殺される。
今度こそ夫人の嫉妬からくる殺人かと思われたが…。

また人物関係入り組んでましたね。
それに、ダルジール警視、「ニュー・トリックス」のストリックランド(指揮者だった人)と警察顔の人がうろうろしてると裏を描かれそうな気がします(笑)。
校長の浮気関係に留まらず、学生の秘密を握って脅迫するという守衛の小遣い稼ぎ、痴呆が進んだせいなのか許せなかった真実のみが浮き彫りになってしまった先代守衛、「恋人の受けた手術を「人殺し」と呼ぶジェズ、さらには校長本人の脳腫瘍とそれをめぐる秘密(神父様とか)、と隠し事だらけ。
脳腫瘍で余命を意識した校長が身辺整理を始めたことが事件の引き金だったわけですけどね。
守衛の妻が守りたかったのは夫ではなくて校長との関係だったのだなと思うと、守衛は脅迫者だったとはいえかわいそうでもある。
逃れられないと悟った犯人が地下射撃場で、追っ手(刑事)に向けた銃を自分に…というのはデジャヴか?と。
この前は守衛である夫の方がやってましたから(ジョージ・ジェントリー #9「混沌のキャンパス」)。
そういえばこの夫、あの時も大学の守衛でしたね。
で、この学校、銃の管理がなってないよね。
出入りのチェック、任務中に守衛は帽子をかぶるとかの前に守らなければならないと思うのだが。
「復讐で銃を撃った?アメリカじゃないんですよ」が示すように危機管理そのものが違うのかしら。

学内オーケストラ演奏会内の人間関係も疑わしかったために、クラリネットを担当しているドクター・ホブソンが潜入捜査をお願いされてましたね。
いやそうでしたが、忙しそうに動く目、「うっかり置いた携帯を手に入れて、メール内容メモするなんて無理よ~」と嬉しそうにメモ書きをルイスに渡す姿は可愛かったですね。
潜入捜査官ホブソンのデビューでした(笑)。
潜入捜査の見返りがチケット2枚ずつというのも控えめでいい感じでしたが、
「私もチケット売ったわ。4枚」と。ルイスとハサウェイに売っただけかいっ!

音楽から天文学、さらにはウソメニューまでさらっと披露するハサウェイに「ついてるぞ」と鼻と口まわりのクリームを指摘するルイスが、口元だけしか拭ってないのに「とれた」と言うのはささやかな仕返しでしょうか。
そんな二人の今回一番のお気に入りシーンはラストですね。
目の前で自殺を図る犯人を止めに動いたハサウェイ、命はあるものの彼の心も傷ついてます。
それを心配してイノセントが「ジェームズ」と呼びかけるものの、手を振って「自分が」と合図するルイスですよ。
その後、たわいもない会話でハサウェイの硬い表情を動かすことに成功するわけです。
もちろん、ここも好きなのですが、私が一押しなのはイノセントが呼びかけた時。
待ってるイノセントとホブソン、そこをハサウェイ、ルイスの順で歩いて来たのですからハサウェイからはルイスの手の動きは見えていないはず。
ということはコイツ、上司の声をガン無視ですよ(笑)。
ここがすっごくハサウェイらしくて気に入りました。

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