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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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刑事ヴァランダー3 #3「罪の贖い」

行方不明になった老女を探していたヴァランダーは、彼女が森を散策する予定だったことを知る。
森に入っていくと、彼女と白鳥が焼かれて埋められているのを発見する。
一方その前の晩には、娘リンダの幼なじみアンナが訪ねてきたと思ったら突然に姿を消し、ヴァランダーは困惑していた。
リンダにその旨を話すと、ストックホルムから会いにやって来て妊娠していることを告げられる。


フーグルンド、「クルト、毎日来てくれなくてもいいんですよ」なんて言ったら、ヴァランダーはまた泣いちゃうよ!
「刑事の仕事は無理かもしれない」も泣いちゃうよ。
令状なしの侵入のせいだと責めてあげた方がヴァランダーのためだと思うけど、署のみんなは優しすぎる。
人がだいぶ入れ替わっているのに優しいのは変わらない。
そういう部署であることは幸せであり辛くもある。

毎度、関係なさそうな事件が実は!という展開。
お父さんを亡くしたと思っていたアンナのエピソードが痛々しい。
きっと、もっと文字で追っていたらラストのお母さんの手を取るところにぐっと来たのかもしれないけれど
それまでの反発というか素っ気なさを見ていると急すぎるように思えた。
家族を昔からいるヴァランダーがその場にいたからこそなのかもしれないですね。
スウェーデンでの教会の位置も知らなかったなあ。
教会へ行く人は少なく、のめり込むとマニア、カルト、だと…。
そこを突くのはやっぱり苦手な話だなあ…信仰心がないからでしょうか。

アンナの家族に絡めて、ヴァランダー自身も家族のかたちにまた変化が。
おじいちゃんになることと、結婚式に呼ばれなかったこと、両方の高まりが同時に頂点に来ちゃいました。
この人は人が望むような家庭はもてないと自覚しちゃったけれど
家族とのつながりはものすっごく大切。
このバランスがよくないことはわかっているのに、そうしたいのが躓きの元。
でも家族だから大人になったリンダはなんとか受け入れてくれるのですね。
ストックホルムに戻るのに、イースタで産科の検診受けたのは、パパにお腹の子どもを見せたかったからですよね。
診察室にまで一緒に入るから「お父さんですか?」って聞かれちゃうのですよ。
この時の「私のお父さんでしょ!」と言うリンダの視線がステキ(笑)。

ヴァンニャの息子が置いて行ったワンコの名前、ユッシー?、ヨッシー?そんな風に聞こえましたよ。
リンダが来た時に「いい子だけど、臭いのが…」というのにちょっと笑う。
それは臭いのではなく、かわいい匂いというのだ!とお説教してやりたくなりました(笑)。
それにしても、ヴァランダーというかケネス・ブラナーにずいぶんとなついてませんでした?
ベッドの上でのしっぽの振り具合が尋常じゃなかった(笑)。

で、9月にはヴァランダーのシリーズの新刊が発売ですね。

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