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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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シャーロック・ホームズとワトソン #1&2

AXNミステリーで先週末と今週末の2週にわたって全部11話が放送されるロシア版のシャーロックホームズ。
ロシアの言葉でロシアの人だけど、ベーカー街に住んでるイギリス人として話は進みます。
吹き替えを見ていると思えばいいわけですね。

「シャーロック・ホームズ 映像読本」という本を見てから気になっていたのですよ、ロシア版。
鉄のカーテンの時代に作られたうえに、映像化されたホームズとしては最高ランクとまで書かれてますから。
全11話となっていますが、オリジナルではこの1&2話でひとつのエピソードとなっているのですね。
じゃあ、ふたつ続けて見て正解でしたわ。

映像版ホームズは、ジェレミー・ブレットさんが初めてだったので私の中では彼が基準になりますが、ロシアのホームズもなかなかです。
へんてこりんな人加減がいいですね。
ジェレミー・ブレットさんのよりもとっつきやすさがあるように思います。
そして、問題はワトソン。
君、ちょっと暢気すぎやしないか?
ホームズの素性もわからず同居したのはいい(いいのか?・笑)。
が、怪しみだしたら貴重品をしまったり、手の届くところに銃を置いたり、警戒心丸出し。
これはホームズにからかわれちゃうよ、っていうか、からかい甲斐のあるやつだ!と確信を与えちゃってはいないか?
あれだけ警戒していたのに「実は探偵なんだよ」と聞かされたとたんの笑顔ときたら!
犯罪者っぽい小汚い老人の真相にも、「こりゃいっぱいくわされた!」って実に愉快そう。
それなのに、#2で懐中時計の真相を言い当てられたら「どこで聞いたか知らないが身内のことは放っておいて…」とか機嫌を損ね、それもホームズ流の推理と聞けば一見しょんぼり態度は同じですけど、推理だとわかってからは確実に疑ったことを反省したソレですよね。
「いや~、やたらと人を信じてはいけないな~」とか口にしてるけど、君、無理だよね。
でもこれからはホームズがついていてくれるので、安心、安心。
怪我をしても馬車で迎えに来てくれるしね。
ロシアのホームズは、ワトソンを気にかけているというか尊重している雰囲気が最初っから感じられます。
その一方で、退屈過ぎて部屋の壁に銃弾撃ち込みますけどね。

ワトソンは、今は推理力もハドソンさんに負けてるけど(元海軍なんたららしき人の推理、お見事!)、これからホームズの活躍を記事にすることで鍛えられていくのだなと思うと頼もしくさ
えありますね。
「~映像読本」によれば、ワトソンがピエロ的役まわりをすることはない、自分なりの考えを持った賢い男、優秀な軍医、勇敢、とあるのでこの最初のエピソードはワトソンの性格を知るうえで大切なものだったということなのかも。

ところで最初に読んだきりで忘れてたけど、映像読本のロシアのホームズの最後に
ロシアの新作「ホームズ」ドラマ、同国で公開間近!!とあります。
2012年11月から放送予定だったらしいですけど、どうだったのでしょうか。
ワトソンよりホームズが15歳も年下とか、変わった設定も気になります。








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