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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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埋もれる殺意~39年目の真実~ 全6話(終)

未解決事件を解決すると家族が壊れる、「コールド・ケース」モノでした。
でも牧師と、サッカーコーチのところは壊れかけたけれども、結びつきが強くなったような、そんな感じでしたね。

地下コンクリートから見つかった白骨死体は、39年前に行方不明となったジミーだった。
彼の手帳に並んだ名前から、当時を甦らせると…という展開です。

車を見つけたり、そこからジミーの持ち物を見つけたり、パーツが組み合わさっていく過程も興味深かったです。
途中でキャシーが捜査に疑問を持つも、持ち物が見つかったあたりから、「昔の事件の白骨死体」ではなくて、 ジミー・サリヴァンとして見ていく様子が、画面に色がついていくようでありました。

牧師、娘の結婚式についてあそこまでコントロールするような発言をするのと、別の娘との関わり方が重ならないような気もしましたが、人の感情が一様であるとは言えないですからね、そういうことだったのでしょう。
ジョジョが手術せずに出産したのは、ジミーがお金を盗まれてしまったからで、牧師を騙す気はなかったはずですよね。

サッカーコーチのところは、賢く心根の優しいカーティスがいてくれたおかげですよね。
リジーのベス時代は、荒れた家庭が原因で暴れたかっただけで、差別の何たるかも知らなかったのではないでしょうか。
それを若いカーティスだからこそ感じられたのかもしれません。

フィリップ・クロスは、お灸をすえてやりたくなるような人でしたね。
のし上がってきた経緯を伏せたいのはともかく、責め立てられて反省したようでいて、奥さんに「裏世界でも顔が効く私が好きだったくせに」みたいなこと吐いてましたよ。
こいつはもうダメ、ジミー事件に関与してなくても許せないヤツです。
このまま何も変わらない人なのだろうと思ったら、拘置所(刑務所か?)で首つりです。
娘息子はかわいいが、他のこと全てどうでもよくなった感じがすごかったです。
ある意味、存在感大きすぎです。

そして、犯人の家庭ですよ。
エリックの犯行をクレアが黙っていたのだと思っていたら!、ああいうことでした。
だって、エリックは警察に余計なことを話したとクレアを殴ってたじゃないですか(殴ったんですよね?)。
キャシーの言うように、親を二人ともなくさせるわけにはいかないという配慮からの真相告白でしょうか。
ここで真相よりも恐ろしいのが、マット(次男)です。
まだエリック(お父さん)が犯人だと思われていた時には「父さんの罪を隠し続けたからこんなことに!俺の娘を怖がらせて許せんっ!」とクレア(お母さん)に詰め寄ってましたよね。
そして、今度はクレアが罪を問われない形で施設に入れば、「しょっちゅう面会に訪れる孝行息子」とスタッフの目には映しておいて、実は個室で虐待です。
身体的に何かをするわけじゃなく、コップを手の届かない位置に置いてにやっとするような、偏執的な復讐です。
会いにいかなければいいじゃないっ!(笑)
彼に比べると、お兄さんのレスは最初から好印象でした。
認知症と車椅子の両親に心を配り、認知症で混乱するお母さんの訴えにも耳を貸し、ですよ。
依怙贔屓だったかしら?(笑)

これ、シーズン2も作られるようですね。
キャシー班がまたコールド・ケースを解決していくのでしょうか。
そしてWOWOWでは本家「コールド・ケース」の再放送も始まるし、リメイクの日本版も作るようなので、続きと共に楽しみです。

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