「父親は酒に溺れ家族を捨てた」と母親に聞かされてきたハワード、初老。 自殺未遂を繰り返しているらしく、彼の治療のために医者が家族の病歴を調べると、父親は実際は殺害され未解決事件であることがわかる。
ハワード自身がリリー等のもとを訪れ、事件の解明を願う。
この時の「どこへも行かないでね」というリリーの言葉にほろほろ…。
1953年。父エリオットは当時にしてはすすんだ考えの持ち主。黒人差別に立ち向かう活動家。これが睨まれ、共産主義者のレッテルを貼られる。仕事も追われ、証言する前日に殺されている。
組織内部からありがたくない証言をするつもりなのを突き止められ消されたのかと思いきや、根本は色恋沙汰。エリオットにはそんなつもりはないけれど、犯人の動機として、ね。
もう全然関係ないけれど、あの犯人のおじいさん、最初に会いに行った時のコーヒーの飲み方で「ああ、こいつなんだな」とわかっちゃいましたよ。説明できないけれど。
解決したことで疎遠になっていたハワードと家族がつながりを見出せたことにつきる。
お母さんも、お兄さんもまず「不名誉なこと」というのが頭にあってどうにもコントロールできなかったのね。実害があったからなおさら。
もう50年も経ってしまったけれど、再生を感じさせるエンディング。離れて見守るエリオットの表情が秀逸。
で、リリーの妹登場。NYの男から逃げてきた様子。アルバイトも探しているのでこちらに住み着くつもりらしい。
ここの家庭も7年前に何があったのか?あんまりメインに出さないでね。ちょっぴりにしておいてね。
S1でリリーが「お母さんの薬をもらいにいく」理由で「妹がいなくなちゃって」とかありませんでしたっけ?別の妹か?
ちょっと心の旅に出ていたので(苦笑)なんだかチグハグです。
PR
COMMENT
無題
気になってしょうがない。悪人には見えないけど
人生に物事に執着があるのかないのかわからない
顔、ってまだ何も起こってないのだが。yasishiさんの
言うとおり、メインには出てきてほしくないわー。
無題
リリーの妹の眉、次回チェックします!
悪人じゃないのでしょうが頑固そうな印象を受けました。執着しているわけじゃなくて反対されたから、気にかけてくれないからっていうような安い理由での頑固というか。
まだ何も起こっていないのに私も何考えてるんでしょ(笑)
CCはプライベート部分を出す割合が好みなのでそれを崩さないで欲しいです。
無題
無題
ローゼンバーグ夫妻の死を報じるテレビニュースにみんなが歓喜している様は恐いですね。あれも本当に思想に基づいたものではなく、煽られた末だと思うとまた恐いです。
今はいろいろ情報を選択できる社会にはなっていますが、大なり小なり同じことは起きてますからね。
無題
おじいさん度に磨きがかかったというか皺が深くなったというか
何よりお元気で俳優業を続けてられることに感激しました。
悪いおじいさんだったのに(苦笑)
TBさせていただきます。
無題
「ドクター・クイン」に出てましたか。見ていたはずなのに記憶にないです。
今よりもっとぼんやり見ていたのかな。
あのコーヒーを飲むしぐさが意味もなく鼻について
「ああ、こいつは体裁を気にして人を殺しかねないな」と決め付けました。何故か妙に嫌な気持ちにさせられるシーンでした。