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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ−57・58「失われた光 前後編」

タチアナは裏社会と通じていたのか?SFUの花屋のニコライのように渡米に際して親切にしてもらった結果…てのもあるからなあ。
…消防は?(笑)

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ヨーカスにカウンセリングを進められたことが尾を引いているのか、パートナーの変更が。
ボスコはロスと銃撃事件の現場へ。ストリートギャングの抗争と思われたので報復に向かう兄を見張り現場を押さえることにする。
ヨーカスとガスラーは暴力事件の通報のあったアパートへ。そこでは若者が数人殴り殺されていた。皆が口をつぐむ中、向かいの老人の勇気ある証言で黒幕の男にたどり着くことができた。逮捕状も取れその現場へ急行。
サリーとデイヴィスはパトロール中、病院へ呼び出される。そこにはバットで殴られ大怪我をしたタチアナの息子セルゲイが。サリーは誰にやられたのか聞き出すことに成功しそいつのところへデイヴィスを伴い急行。
別々の事件かと思われたこの3つ、全て黒幕はロシアマフィアのチェフチェンコだった。3組がそれぞれのルートから同じ場所へ向かっていたのだった。

チェフチェンコのもとに最初に到着したのはサリー。義理の息子セルゲイを痛めつけたこと、さらにタチアナをも苦しめていることへの私憤も加わり締め上げているところへ、ボスコが追ってきたストリートギャング、シーノートが弟の敵に銃をぶっ放し始める。追いかけた先の予想が違っていた上にサリーのパトカーまであることに焦るがもう手遅れ。乱射の最中、最後に到着したのが逮捕状を携えた警察グループ。
外でも中でも凄惨な撃ち合い。デイヴィスの判断でシーノートを射殺し、乱射事件は終息。しかしデイヴィスは気づかないうちに被弾していた。サリーが抱え、警察車両で病院へ運ぶ。
外ではボスコのパートナーのロスも撃たれていた。脳がとび出し、助かる見込みがなさそう。しかし懸命なボスコの前で救助の手を休めないドクとカルロス。ヨーカスのパートナーは完全にびびってしまい、路上に血とは違う染みが。

病院へ運ばれたデイヴィスは動脈を損傷していたものの、手術で助かる。病室に見舞うテイラーと手を握り合うものの、デイヴィスママの登場でぱっと離す。微妙なところか。
セルゲイが報復戦争を隠してチェフチェンコの居場所を離したと思ったサリーはデイヴィスが撃たれたこともあって逆上する。それを聞いてタチアナはチェフチェンコ一味の仕返しを恐れて、息子を連れて強制退院。サリーに行き先も告げずに立ち去っていく。これでも充分辛い出来事だけれど、これで終わりってわけでもなさそう。
セルゲイが学校のために親戚のところに住んでいるなんてのも嘘だったし、生活のために男を探していたみたいなことをセルゲイに聞かされるし、デイヴィスには「謝ってくれるな、そうすると怒らなければならない」と暗にサリーの行動が冷静さを欠いていたことを指摘される。文字通り仕事でも家庭でもピンチのサリー。

もっと問題を含んでいそうなのが、ヨーカスとボスコ。この事件をきっかけに仲直りできたようなのに。事件の整理を始めた警察が人員の配置や弾の流れを見ていくと、死亡したロスが撃たれたことが位置的におかしいことがわかってくる。誤射なのか流れ弾なのか…

ガスラーはとんでもない現場に居合わせてしまいパニック状態。あんなにおどおどしていたのに大荒れのご様子で着替えてます。「ここに来るかどうか…」とまで言ってます。彼こそカウンセリングが必要だな。

重い話ばかりだけれど、ドクの医療ミス問題は解決。そもそも四肢麻痺の青年も家族も訴える気なんかなかったようだ。自分のミスかもしれない罪悪感が問題を大きくしてしまったのかな。それでもジェリーとの友情は幕を下ろすことになりそう。
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