The Closer−３「正義の行方」

あの散らかった部屋、洗面所はまだホテルだったの？
お掃除の人、困っただろうな。
自分の家を持ったみたいだけれど何日キレイなままでいられるだろうか。

ロシア人娼婦ゾーヤ殺害事件は結構なご身分の方々が名を連ねる顧客リストが発見されたためにブレンダチームの担当に。
裏にはロシアマフィアと入国管理官の結びつきがあった。
言いくるめて連れてきた女の子をある管理官の列に並ばせてスルー。
あとは娼婦としてマフィアに吸い取られる生活の始まり。
その娼婦担当のマフィアの息子ニックが女の子たちに手を出しては妊娠を理由に殺していたという連続殺人。
しかし、このニックは組織内では愛人娼婦の息子として仲間ハズレ。
FBIが組織壊滅の駒に利用中。
なので娼婦殺人事件の犯人として捜査なんかされたらたまらない。
FBIは偽のアリバイを証言し、ゾーヤ事件をブレンダから取り上げる。
が、以前に同一犯の犯行と見られる事件は取られていないのでブレンダはそこから責めることに。
さすが捜査の気は効いている。ガブリエルもにっこりだ。
今度は組織派遣の弁護士同席での尋問。
娼婦の息子というウィークポイントをついて動揺させる。
そこに犯行時間はFBIにいた、と弁護士にわざと聞かせるブレンダ。
組織の弁護士に聞かれちゃ、ね。
慌てたニックは犯行を認める。
でも鬼のブレンダは「陪審員はFBIとあなたのどっちを信じるかしら？」と突き放す。
事件として正当に扱えないのならそれなりの裁きを受けてもらおう、これでいいのかな。
案の定、ニックはすぐに遺体で発見される。
FBIの組織壊滅計画も失敗。
ブレンダはいろんなところから恨まれるぞ。
ポープのお友だちも前述の悪徳入国管理官だし。
一度娼婦として雇われてしまったら抜けるためには女の子を3人引き入れないといけない。
ゾーヤのお友だちは抜けるためにゾーヤを招いた。
足を洗った今も彼女に頻繁に電話をしていたのはせめてもの気遣いだったのか。

テイラーの元に乗り込んで事件に貢献したり、ガブリエルはすっかりブレンダの子分だ。
死体安置室でもおかしかったなあ。
ブレンダさん、散らかすのは自分の部屋だけにしてください（笑）
自分の部屋といえばゾーヤの住んでいた家を買っちゃうなんて。
殺人事件があったから格安かもしれないけど。
やっぱり並の人ではないのだな。
猫はどうするつもりだろう。
事件現場として訪れた時は「きっと病気よ」って嫌そうな顔してだけど。
そこまで鬼じゃない、と思いたい。
猫より犬派なのかも。ガブリエルはきっと犬なんだ。

今日のツボセリフ。
顧客リストの取調べをプロベンザに任せたというブレンダへのポープの一言。
失礼にならないだろうか