キッドナップ＃５「迷路」＃６「父と娘」

アジトの指令男デヴィエはやはり親玉ではなかった。
殺し屋が電話してたのは女性みたいだった。
その後の取引相手は男性みたい。
あと何人親玉候補が出てくるのだろうか。

今さらですが、記事タイトルの話数前の記号を＃に変更。
−（ハイフン）でいたかったのですが、検索にリストアップされているのを見ると化けていることが多いのですよ。
私のところだけでしょうか。

迷路
突き止めたと思ったアジトが爆発。偽の身分証と焼死体が発見されるが、レオポルドの姿はない。容疑者爆死と思われたが焼死体は爆発のだいぶ前に死んでいた身代わり。偽造書類業者からたどるとそこに犯人のデヴィエが新しい自分を手に入れるところだった。

父と娘
エリーのお父さんランドが孫の誘拐事件を聞きつけて登場。ナップの過去を調べ事件捜査にふさわしくないと解雇。上層部とコネがあるらしくデヴィエの尋問や取引に同席。さらには邪魔な娘婿コンラッドを逮捕させる手回しまで。しかしそこはコンラッド、ただではやられない。ナップに義父の弱味のありかを知らせ、コンラッド釈放とナップとキング捜査官の復帰を取り付ける。そして大勢でもめる中、レオポルドと身代金の引渡しが相談されるが…

FBI、どうしちゃったの？見事な失態だ。
?デヴィエ宅で拘束した一味の女に逃げられる
?容疑者デヴィエと息子を誘拐された男コンラッドを二人きり
?デヴィエのスムーズな自殺未遂
?ケインの家のチェックがお粗末（カメラが続々）
?レオポルドのメッセージを聞き逃す

ダメダメじゃないの。
一味の女の移送は、後部座席は内側からドアは開かない、しかも防弾ガラスで仕切られているという市警察のパトカーの方がよかったんじゃないの？
逃げられただけじゃなくて捜査官二人も殺されてるし。
レオポルドとの電話も「今、朝食を食べたところ」とせっかくの大ヒント。
なのに聞き逃しちゃったよ。
レオポルドと身代金の引渡しは時差があるから成立しないということにデヴィエの爆死直前まで誰も気付かないなんて。
FBIもナップもプロでしょうが。

レオくんのお守り役二人もこのサインに気付いてないし、レオの扱いにもかなりの温度差。
元テイラー捜査官は殺す派、チコは帰してあげる派。
コインで負けてチコが始末係。
でもチコが向けた銃口は…テイラー捜査官の頭！さすがだ、チコ。
レオくんのご希望通り本を差し入れたり、携帯電話のことを秘密にしてあげたりとかなりの人情派誘拐犯だ。
携帯電話は自分の監督不行き届きを怒られるからだけどね。

コンラッドが会社をたたんで多くの人を失業させたことへの恨みをデヴィエは語っていたが、理由はそれだけではなさそう。
コンラッドの握っている義父ランドの秘密も関係しているかも。
おまけにエリーの弟が誘拐されてそのまま、お母さんまでいなくなって7年。
ランドは「妻を亡くした」と言ってるが。
デヴィエは刑務所男ラリーと知り合いらしいし、想像通りナップはラリーの妹事件で精神のバランスを崩してFBIを解雇されているし、先が楽しみになってきた。
何よりもデヴィエを爆死させた一味からの電話「金は関係ない」ってのがかなりの恨みを感じさせる。
すごい数の最先端監視カメラへの投資からして巨大組織の存在が想像される。
ってことは民間武器会社がやっぱり関係しているのか？