CSI:NY２＃24「守るべきもの」

前回の予告から心配で心配でたまりませんでした。
手術の手応えとかいつ説明が入るかと気が気でなかったですよ。
S３も出てるの知ってるんだから落ち着けよ！って言ってる自分もいるんですけどね。
犯人はこんなところでアビーとは別の転機を迎えているとは…（苦笑）。

オフィスビルの警備員の他殺死体の捜査に向かうマック、リンジー、ドン。建物を調べに階上へ上がったマックとドンは爆弾を発見。中にいる人を懸命に避難させるが爆弾が爆発。マックは軽症しかしドンは重症、すぐに救急病院へ。捜査を続けるマックの元へは予告の電話が入る…。

なんでしょ、この仕打ちは。一生懸命悪を憎んできたのに大怪我させるなんて。そりゃ、見当違いの人を問い詰めることも多々ありましたよ。でもね、たいていその事件に関係なくても悪人だったじゃない。ドンは常に悪を憎んでいたのですよ、今の事件に関係なくても悪は悪として闘っていたのです。復帰の折にはさらに悪に対しての想いを胸に闘って欲しいのでありました。

事件のほうは…。マック名指しの電話なのに個人的ではなく、国のためだそうだ。大掛かりな避難訓練をしてやってるんだと思ってるんだから始末が悪い。海兵隊に憧れ続けるも不適当と参考を外されたことを恨んでいるわけでもないのが嫌だ。しかしこいつが無意識で集めてしまった情報がマックの海兵隊時代の辛い体験を思い出させ、それがドンの怪我と重なり苦しかったんじゃないか、と。犯人の目的が殺人ではないとわかってからのマックは犯人の心を見事につかみ、自分の部下として命令を下し拘束。犯人の責任能力は、彼を採用してしまったATFの責任はいかに…。

靴紐でドンの出血箇所を縛ったり、科学捜査の指揮を執るだけでなく自らも正面から捜査し、最後には犯人の心をもつかみチームだけでなくみんなのボスであることが証明されたマック。今シーズンのまとまりの理由をすべて見せられた感じだ。

エイデンの解雇と死亡、ダニーのお兄さんと過去の事件、ステラの正当防衛事件、そしてドンの爆破被害。今シーズンは捜査官たちに試練が山積み。それでも落ち着いて見られたのは頼れるマックという柱がいるからなのかしら。