原作を読んでいると物足りず、かといって読んでいないと辛いのでは。
「劇場型捜査」という現実にはありえない捜査展開がポイントなのでそこをして現実味がない、と言われてしまうとどうしようもない。
ほとんど原作どおりに進むが、巻島はおじいちゃんだったような気がする。
失態の決定的セリフは「娘が死にそうなんだよ!」だったかな?
記憶違いだったらあしからず。本の感想を読み直してももそのへん書いてないや。
時間の問題が大きいのでしょうが、巻島の連れてきた津田チョウの描かれ方が物足りない。ただ忠実な部下。
もっと彼の締めるポイントは大きかったと記憶しているけど。
日本映画ってあまり見なくなっていたけれど、テレビで見るとこんなに声が聞き取りにくいものなの?
海外ドラマの声優さんの聞き取りやすい声ばかり聞いているせいだろうか。
字幕ものでは音よりも字を追うこと優先で、音に対して注意がそがれているのかもしれないが、靴音やドアを開け閉めする音が耳につく。
でもセリフは聞こえず…。本当はどの映画もこんなものなの?
うちのテレビのせいか?
あと気になったのはウエクサが情報を流していた女性キャスターとバーで飲んでるシーン。
巻島の過去をもったいつけるウエクサに
「まだなんかあんのね」と女性キャスターが言うんですよ。
キャスターが
「あんのね」ですよ。
巻き戻って聞いてもそうとしか聞こえない。どうでしょう?
捜査と内部の足の引っ張り合い、この両方が同時にヒートアップしているのが魅力だったと思う。
でも映画はどちらも引っ込んでる印象。
これが物足りなく感じた理由なのかもしれない。
実際に捜査にあたる刑事たちがそれっぽいのは好感持てました。
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