FBI失踪者を追え！３＃14「家族の日々」

ジャックにできることは、おとなしくしていることだと思う。
そう思うと今日のジャックは上出来。
冒頭のヴィヴィアンの涙を見てしまったら、事件にどうも入っていけない。
捜査官でなくてよかった。

郵便配達員のロージーが勤務中に行方がわからなくなる。
見つかった配達車からはゲームソフトが消えていた。
ゲームの横流しを狙った犯行か？と思われたが。

それで正解なんだけれど、理由が。
ギャンブルに手を出しては借金を繰り返す弟に金を作ってあげるために自分で横流しの協力をした。
しかし金額が足りないと言い出す弟に「子どもたちのところへ帰る」と背を向け、捨てられると思った弟は銃を発射。

ロージーが20人以上もの里子を立派に育ててきたのは、自身の過去の反省から。
それなのに当の弟は全くわかってない。
「子どもたちの食費は残しておきたい」と聞けば「子どもがいなければ食費分ももらえる」と考え、虐待の虚偽通報をするおバカさんだ。
事件は最悪の結末。
ロージーを慕っていただけに里子姉弟の境遇が心配。
私が弟の面倒を見る、と決意を見せるお姉さんにロージーの心は通じていたのだな、と。
ヴィヴィアンに「何かあったら力になってくれますか？」こう問えるお姉ちゃんはえらい。
そしてそのヴィヴィアンは…。

今期はもうボスの座を取られたんだから、これ以上の試練はいいじゃない。
心臓の遺伝的な病気。
あの涙は息子も同じだったら…というお母ちゃんの涙か。