コロンボ方式?
捜査員より先に私たちが事件の概要を知るという珍しい展開。
状況証拠から攻めていくコロンボとは違い、犯人に向けて科学的な証拠がどんどん集まってくるのが新鮮。
たまにはこんな方式もありだな〜。
カールはナッシュのアパートを訪ね、サイレンサー銃で射殺。
その帰宅途中、アリーに車で追突される。
アリーはできた娘で、自分の非を認め警察に連絡したがる。
大丈夫だからやめてくれ、と説得したカールだったがアリーはもしものためにその場で携帯を操作。
調べられたら困るカールは口止めのために彼女を絞殺。
ナッシュとカールは昔の泥棒仲間。
ナッシュはかつての仲間たちを売ることで刑を免れていた。
出所して真っ当に暮らすカールの元へそのナッシュが「話があるので会いたい」と電話をしたからさあたいへん。
カールはナッシュに恨みしか感じてない。
また何か自分たちを困らせるつもりだろうと落ち着かない。
しかしナッシュの目的は再出発のため、迷惑をかけた人たちへ謝るという更生プログラムの一環。
捜査物ドラマを見ているとこの更生プログラムで謝罪ってたまにでてくるけれど、ことごとく問題あり。
辛い想いしかなく、忘れたいと努力してようやくってところに加害者が現れて「許してくれ」。
どうしろと?
加害者が真っ当になるために本当に必要なことなのかな。
それには被害者側の心はどうだっていいってことなの?
そんなの独りよがりでしょ。
今回もまた事件の引き金になってしまったわけだし。
カールの奥さんは立派だった。
悪党だったけれど更生を誓うことでやりなおし、また悪事に手を出したら(種類は違うけれど)即追い出す。
しかし娘に愛を伝えさせる時間は取り上げない。
逃げようと思ったカールだけれどバス乗り場に居合わせた警官に「犯人のカールです」と手柄をあげるのでした。
奥さんの教育のたまものか。
偏った噂で
「アメリカ人は事故の時絶対に謝らない」と聞いていたので、アリーに好印象。
一流のホステスになれたかもしれないのに残念。
自分を守るために関係ない娘を殺して罪に意識にとらわれたカールがアリー宅に現金を送るのが(笑)。
逆撫でしちゃうこともあるので要注意だ。
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COMMENT
無題
アリーはいい子でしたよね。かわいそうでした。
無題
Roswellのヴァレンティ、先週は息子がCCで犯人でしたね(汗)。いい親子だったのになぁ。
無題
ロズウェル未見なのでわかりませ〜ん(泣)。
他の役でのおなじみさんが登場すると必要以上に楽しんでいるのに。
今回も海外ドラマファンには絶好のお話だったのですね。残念。
私にはお馴染みさんでなかったので、本気で更生プログラムとやらに疑問を感じてました。
◇rosedaleさんへ
事故に遭って動揺しているところに、責任を押し付けられたら…そうやって事件というものは起こるのかもしれません。
rosedaleさんは目撃した味方やケガがなくて幸いでした。
アリーは「事故を起こしたらちゃんとしなさいってお父さんに言われてる」と、親の正しい教育を実践したために被害に遭ったという理不尽な娘になってしまいました。
CCでもロズウェルのネタで楽しめたのですね。
見てなくて損した気分です(笑)。