リリーは自分にかつての上司を見て、捜査に無関心になりかけていたことに気づく。
「あした変わればいい」ボスの言葉も染み入ります。
メイヴ・バブリーの息子、ルーサーが殺された事件を担当するリリーたち。
1999年、リリーが始めて担当した事件の被害者がバブリー家の長男ヴォーンだった。
その2年後にはセドリック、また2年後にはクインシー、そして今回のルーサーが4人目。
残されたのは末っ子のパトリックだけ。
兄弟の死に関連はあるのか?
ヴォーンの事件にまで遡って捜査される。
お父さんがいなくても、助け合ってあんなに楽しそうな家族だったのに何があったのか。
ギャングの抗争にかかわるようにはとても見えないし。
ヴォーン事件の真相を知ると、家族ひとりひとりがお互いを思いやっていたために不幸な連鎖を引き起こしてしまったことが伝わってくる。
警察を拒否してしまったパトリックにもあの時自分が路地に入り込まなかったら…という心があったのかもしれない。
作文で表彰されてもらったパトリックのキックボード、これは家族の誇りだった。
WEBD、誇りを守り通したかった兄弟愛が痛い。
それを想うとメイヴはもう少しなんとかならなかったのかな。
クインシーが殺されたのにはメイヴのクスリ代のせいも大きそうだし。
事件も解決し、学校に戻るパトリックを見送る兄弟は輝いていた。
これからのパトリックはお母さんの支えにもなってあげられるね。
ギャングも欲しがるキックボード…流行り始めたころで入手困難だったのかな?
しかしスコッティはギャングと一緒だと生き生きしてる。
もともとそっちの人だものね、とまたもや頬っぺたに渦巻きが欲しくなった。
ヴェラの優しさも全開。
ギャングのボスのオネエチャンと一緒に病院へ行ってあげるし、スコッティからジョジーの真相を聞けば素直に反省してるみたいだし。
休みを気にかけている時点で仲間と思ってるってことだろうけどね。
PR
COMMENT
無題
今回はやはり、ボスの飾らないやさしさに尽きますよね。それを受けて、リリーも自分を取り戻したし。ヴァレンズのおせっかいは余計かなぁという気はしますが、ヴェラは素直に反省してるようだったし。
事件については、最後にわかった発端のヴォーンの事情に泣かされました。これからパトリックが前に進むことによって、メイヴも救われていくでしょうか。
無題
ボス、ステキですよね(うっとり・笑)。
ヴェラはいい感じなのに、スコッティがおせっかいに見えてしまいますね。
事件の発端には泣かされます。
それに合わせて、ギャングのくせに素人さんに手を出すとは。
一流のギャングじゃないです。