ベガスと続けて見たので、またもや天才キッズの登場?とうんざりしかけた。
でも、こちらの少年はコンピュータ好きで好奇心も旺盛。
ある意味子どもらしくて安心した。
「手伝ったほうがいいんじゃない?」いいな〜、子どもらしい自信が。
少年が中古PCのHDを復元して遊んでいて毒殺予告のような手紙を発見。
調べてみると宛名の主は実在の人物で、手紙の日付から数日後に死亡している。
事件性を感じた少年は殺人課に届け出る。
手紙の宛名の主はエイミー・リンド。
ライオン・ソフトというベンチャー企業の創始者で1999年に心不全で死亡。
遺体を掘り返すと毒物の痕跡が。
姉、共同経営者、出資者、従業員と疑いの目が向けられるが…。
「利益だけじゃない」
エミリーは株が上がった時にそう言っていた。
出資者コールマンにスコットを切るように言われてもできなかったのはそのせい。
ライオン・ソフトでみんなの力になりたいエイミーと、儲けたかったスコットとコールマン。
この違いが悲しい結末に。
スコットをクビにするよう言われたエイミーが選んだのは、コールマンとの繋がりを切ってスコットと再出発すること。
しかし、スコットはすでにコールマンの儲け話に浸かり抜け出すことは出来なくなっていた。
選択したのはスポーツドリンクに塩化カリウムを混入させての心不全誘発。
コールマンが資産家の奥さんに実行済みの手口だった。
確かにエイミーはベンチャー企業の経営者としては甘かったかもしれない。
友だちだから、を最優先できないこともある。
でも「エイミーの会社」はそうだったんだから!
それが伝わらなかったスコットは…最後の会話の瞬間に罪の意識はあったのだろうか。
スコッティは、エリッサの遺体発見現場で同じような遺体が発見され、犯人と思われる男を捕えたと他分署の刑事から連絡を受ける。
取調べに立ち会うが、エリッサとはまったく無関係。
落ち着いたとは思っていたけれど、いつか自殺ではないことを証明したいと秘めていたよう。
手紙を読み返しているところにボスが。
殺されたという証拠は出てこないだろう、その度に傷つくことはない…エリッサへの想いに涙するが自分を見ていてくれる人の存在に事件として追うことに決別。
私もこのボスの下で働きたいよ。
…サットンはまだ休暇中?
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COMMENT
無題
エイミーがいい子だっただけに、スコットのどうしようもなさに腹が立ちました。エイミーへの劣等感が、最後にその決断の後押しをしてしまったのかしら…。刑務所の中でしっかり考えてほしいです。
ボスはもう素敵すぎます。部下によって使い分けしてるところも、素晴らしい。渋くていつもカッコいいですよね。
TBさせていただきます。
無題
ボスは部下のひとりひとりを見てますよね。
で、本人に話すのがいいのかまわりを納得させるのがいいのか、も熟知してらっしゃる。いいな〜、スティルマン。
エイミーには意味の重い成功もスコットにはあぶく銭でしかなかった、この温度差が悲しいです。
この男は反省できるのでしょうか。
次回はサットン休暇明けで来るのでしょうか。それとも説明だけでさようなら?