とても楽しんでいるようには見えない折り紙ジェフリーズ(笑)。
新しく情報屋になった女性が、1984年のER医師殺人事件は黒人ホームレスが逮捕されたが犯人は白人男性だったと告白。これは新検事補の情報屋。ボスは再捜査開始の見返りとしてジェフリーズの現場復帰を条件にする。
どうして立ち直ることを選ばなかったのかな、グラント医師は。家族のためを想うなら、死んで保険金を残すことではなく、立ち直って一緒に生活するのが大切なこととは思えなかったのかな。依存症の会に参加している時でさえ賭け事に気持ちが向いてしまう己、恩義を感じている人を利用してまでの金策、自分のしていることとは認めたくなかったのかな。
リ・ジェネシスで「少年が依存症を克服できないのは遺伝子のせい」という話があったが、グラントも遺伝子のせいとまでは言わないけれど何かを感じたのだろうか。
犯人であった殺してくれるよう頼んだ人もグラントを想えばこそ、「友人を助けたという事実」にすがって殺さざるを得なかった気持ちは考えられなかったのかな。真の友人に出会えたのが自分を狂わせたポーカーだったというのは皮肉でしかない。頼まれたからと言って殺すのが真の友人かどうかは別問題だけど、幸運のお守りを持ち続けていることを考えると…。
スコッティの公園での性犯罪予備軍への制裁にはキャットを安心させるため以上のものを感じたけど…どうでしょう?ただ昔の血が騒いだだけか?
さて、次回はシーズン最終回。今度こそあのお方が登場。予告を見るとかなり感情のぶつかり合いがある様子。
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COMMENT
無題
わたしもグラントがどうしてほかの道を選ばなかったのか、どうにも納得がいきませんでした。だってそこまで気持ちを決めたのなら、ほかにも道がありそうな気がするのに…。サイラスにしても、友情を感じていたので、最後のお願いを聞いてあげたんでしょうけど、彼も相当に傷ついたと思います。切ない回でした。
そしてジェフリーズ、ついに折り紙までマスター? でも現場に復帰できてよかったです。
ヴァレンズは…心配ですね。あれ、これから問題になりそうです。
TBさせていただきます。
無題
グラントが最初から投げちゃってるのがなんとも…。
奥さんに口座が空!と問い詰められ、「もう止めるから」じゃなくて「取り返すから」だったというのがすべてを物語っていたのでしょうか。
ジェフリーズの折り紙、誰にも正確に伝わっていないようで…(笑)。今度の検事さんは良さそうな人でよかったですね。
無題
観る前から悪夢が蘇りそうで、シーズンファイナルが恐ろしいです。
ギャンブルって一度大当たりすると、また絶対ツキが戻ってくるって確信できてしまうのでしょうか。
そのあたりの心境はよくわからないけど、ERドクターがここまで実を崩さなくてもと思います。どこかで救えなかったのかな?
無題
スコッティの大暴れに違和感ないのも問題ですかね…(笑)。
以前勇み足をしましたが今度こそあの人が登場!予告でのちょっと怯えた犬のような表情はあの人がそのままフィラデルフィアに来たかのようで楽しみです。
皆に信頼されているERドクターという顔が依存症に拍車をかけてしまったのかな?とも思えますね。それにしてもあの自己完結の仕方は、今まで通りでも真実を知っても関係者の傷は深そうでした。
無題
つか、殺してくださいって頼んで殺されたわけですけど、事件当時ちゃんと真犯人が捕まってたら、保険が下りずに無駄死にになる可能性もあったのかしら(^^;)。
無題
rosedaleさんのところ、読んでまいりました。
依存症になりやすい遺伝子があるということまでは気が回ったのに、自分では止められないから依存症ということを頭から締め出してました。きっと心が狭くて、過去の経験を許せていないせいだろうな…と深層心理をみたような気がしました。
>保険が下りずに無駄死にになる可能性
スミティの人が捕まっていたら台無しですよね。さらにあの保険手続きが正当に受理されていたことも驚きましたが。
「ポーカーVerⅡ」
毎度お邪魔致しております、SkyNetで御座います、「死刑囚」で大きな社会の矛盾と言う題材で衝撃を与えてくれた、JB(ジェリー・ブラッカイマー)でしたが「ポーカー」と言う何処にでも有りがちなストーリーを題材に人の業や欲の深さ弱さに喘ぐ姿を的確にピンポイントで浮き彫りにした、「死刑囚」にも勝るとも劣らない切ない人間の生き様に結構心打つ物が有り大変自分なりに印象に強く残った、非常に高評価の作品の一つです、自称「人間の屑」と公言して憚らないスキニーも多くの苦悩と挫折と敗北感を胸に仕舞い込み悪ぶって居たが、結局大した代償も無いまま唯一の友人の最期の願いに手を貸す、本心は意外と心優しい人間なのかも?それと対比するが如く心優しい笑顔で少年に声をかけ近づく「小児性愛者」のドス黒い欲望にヴァレンズのホレイショ・ケインばりのキツイ「お仕置きだぁ~」(しかし役者とは言えヴァレンズの悪い~顔は迫力有りです)、きっと「小児性愛者」には自分が人間の屑だと言う自覚は全く無いと思う。
中国系のリーの店に金員を窃取の為に忍び込むグラントはリーの全財産を差し出す姿とエンジェル・フィシュ(天使の魚)に目が醒め我に返るこの時グラントの全ての心は決まった、リーの差し出す幸運のお守りに「もう俺に必要無い」と答えて居る所からも判る、ここでグラントは重要な次の一言を残して居る「命がこんな所で役に立つなんて」そして彼も自分の所業の家族への償いをする為の道を探して居たに違いない、選んだがその道が余りにも悲し過ぎる、自分の命が役に立つと言う意味なのか、リーの旦那の命を救った事なのか、撃ったスキニーも己の姿を写した鏡を見る様で偲び無いもので有ったに違い無い、祈りにも似た「最期は全部ハートだっ!」がせめてもの友の思いやりだったのか?、だから スキニーは最初は「出来ない」とか「死んだら全て終りだぞ」と断りながらも「俺の報酬は?」と聞くと「友達を救った事」で他人では無く友人である自分で手にかける事を決意したのだろう、このやるせない人間の業に贖えない弱さを責める事は誰も出来ないだろう、対比が正しいかどうかは良く判らないが忠告を受けても子供に近づく「小児性愛者」と忠告を受けても賭博が止められない2タイプの偏愛癖、賭博マニアはに「命」を代償に、小児性愛者には鉄拳制裁を受けながらも生き、この癖が改まったかどうかは定かでないが、保険金で医大に行けたジェイソンは全てを知ってERで人の命救って居た頃のHeroで有った父の後ろ姿追うだろう、一方鉄拳制裁を受けた「小児性愛者」の再犯率は50%を超えると聞く、きっと又何処か他の街で獲物を物色し小児の後ろ姿を追うのだろうと思うと何か矛盾を感じるがこれも現実の世の中の残酷な矛盾の一つと言う事で中々良く出来たストーリーで何か「やるせ無さ」に動揺してしまいました、グラントの行為を愚かしいと一言で片付ける事はとても簡単な事だが、その愚かしい行為に自ら飛び込むのも人間、踏み止まるのも人間、人はそのどちらの可能性も内包して居てその境界線はとても微妙な所なのかも知れません、何故なら人が生きて行くと言う事自体が愚かしい事の連続なのかも知れないから。
Re:「ポーカー」
最近見た回でも暴れてました。
理由は違いますが。
このエピソードは自分が見た感想と、いただいたコメントから考えを改めるようになり、もう一度感想を描き直したくなったものでした。
日本人は依存症に対して個人の問題としがちな傾向があると感じます。
私が典型的な例のような気がします。
これほど深くご覧になっていらっしゃるSky Netさんですから
エピソードガイドを読ませていただきたいですよ。
もしかして既にされてます?