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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ザ・プラクティス2#10

刑の執行が間近に迫った死刑囚の弁護を引き受けることになったボビーの事務所。その様子をドキュメンタリー撮影のカメラが追うという設定で進む。
幼い女の子を暴行して殺したとして黒人青年ランディは死刑判決を受ける。前任弁護士のやる気のなさでは再審の請求は棄却、ボビーたちの戦略は正当な裁判を受けられなかったということを知事に認めてもらうこと。検察側が証人に課したポリグラフテストの結果を弁護側に伝えていなかったことが当の証人の言葉から明らかになり、執行停止命令が出されるが…。

ハレルヤは流れませんでした。
執行間近の死刑囚のために奔走する話は他のドラマでもある。いつも思うのは「何故そんな間近にならんと動かんのか」ということ。この前のCCは執行3日前に証拠を持っているはずの警官が死んだことがきっかけ。今回は前任弁護士がやる気がなくて再審(?)請求までに3年かかった、ということらしいが。でもボビーがランディの担当になって1週間、どういう経緯だったのかまではわからなかった(聞き逃し?)。冤罪だったのなら助けてあげたい、でもあまりにも調査する時間がなさすぎるでしょ。そうなれば裁判の不備を見つけ出すしかないわけだ。
見るたびに思うけれど、待っている側の心はどうなの?期待をもたされたけれどかなわなかったのと、冤罪だけどそれを受け入れるのとでは執行される時の心に違いがあるはず。「彼女を殺してはいませんが、今までに犯した罪を申し訳なく思います」との間際の言葉はランディがどっち側にいたのか気になる。

エレノアは死刑反対だけれど車にステッカーは貼らない理由を語り、ユージーンは統計としては持ち出せない黒人であることが死刑判決を受けやすいという数字を示し、リンジーは被害者の親を追い回すテレビ局を視聴率稼ぎと見下す。それぞれの視点がうかがえる流れだった。中でもジミーはランディに付いているという役割だったため、心労も一際。きっと最初は有罪だと信じていた。それが接するうちに、執行準備の刑務官の様子を見るうちに混乱してくる。愛読書を持ち帰ったジミーは複雑だろうな。裁判の過程を知るということができなくてランディを強く知ることになったのだもの。その中でボビーだけは私的見解がわからなかった。あくまでも事務所の代表として救える人は救いたいを貫いた感じ。

「死刑囚最後の晩餐」という本を読んだ時、「大量に食べるのは最期を迎える強迫観念か?胃薬要求するヤツは違うだろうけど」と書いた。ランディ、腹いっぱい食っちゃいました。でも胃薬要求してないからいいか…(苦笑)。

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