拉致されたキャンベルは公衆トイレから射殺体で発見される。殺害現場の特定を急ぐと、血を拭った痕跡のある使われていないプールを発見。複数の人間の人骨が発見されたことからストリート一味の処刑場として使われていたと考えられる。テニスンはストリートとマイケルの尋問を続けるが効果はない。マイケルが恐怖に怯えながらも話し出そうとするとバリンジャーが割って入る。果たしてストリートの悪事とそのバックの大物の罪を明らかにできるのか?
何かすっきりしないと思っていたら、後編を見るのを忘れてましたよ。
ホントにどれだけ浮ついてたんだか(苦笑)。
それに事件の真相も前編の時に感じたのとちょっと違う。
キャンベルが家族を守るためにマイケル狙いで死んだ人は巻き添えだと思っていた。
真実は子分の中での勢力争い。一の子分の始末をマイケルがキャンベルにやらせたってことらしい。なんでそんなこと引き受けちゃったのかな?ジャニス姉さんはマイケルのことを好きだから、結局は家族のためなのか?
私が考えていた動機の方が法と秩序を願うキャンベルにはふさわしいと思うけど。
それとも自白を引き出すための罠に私も引っ掛かってるのか?
もう一つの問題、ストリートに情報流してる警察内部のスパイ。これがバリンジャー。
犯罪件数が減ったのも、ストリートの仕事の邪魔をしないことと引き換えに雑魚の情報を手に入れて摘発していたということらしい。
ギャングのボスってわりに情報屋みたいなことをしているのにがっかり。
犯罪をもみ消してもらって首根っこつかまれていたらしょうがないのか。
ラストのジャニス救出時のストリートとテニスンの対決に割り込んできたのも、あの場所を知っているからなのか。
狙撃隊にストリートを銃殺させたのも、保身だな。あのまま捕まったら、テニスンには情報つかまれてるし、ストリートこそ保身を考えるかもしれないもの、クビの飛ぶ自分が見えたんだろうな。
本当に裁かれるべき者は目の前にいるのに何の証拠もなく手出しができない、そいつは「犯罪件数は少なくなっている」ことを盾に正当性を主張し続け、テニスンの怒りでお終い。
これでとりあえず放送されたものは全部見たことになるが、事件の陰惨さもさることながら警察内部の政治が強いドラマだった。
テニスンはそれに対抗しているようでいてちゃっかり利用しているのが解せない感じ。
最近読んだ
「隠蔽捜査」の警察官僚竜崎が聞いたら怒りそうだね。
女性のキャリアであること、組織の対面ということ、これを事件と同等に見せるのが他の捜査ドラマとは一味違っていたかも。
でもテニスン、ちょっと寅さん?行った先々で違う男を好きになってるし、すぐ破局だし。じゃ、ハスコンズはさくらか?(笑)
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