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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

The Wire #12「身辺整理」

バークスデール側はエイヴォン、ストリンガー、弁護士でこれまでの経緯を再検討。何かおかしくなったのはディアンジェロの裁判以降だ、証人だった女が寝返ったのでは?と身辺をキレイにする作戦に出る。さらに団地の連絡道具だったポケベルと公衆電話の利用を禁止し、ディアンジェロとボーディの二人に携帯電話を渡し会う約束だけに使うよう指示。そこへ田舎のおばあちゃん家に隠れていたウォレスが退屈して団地に戻ってきた。
バークスデール側に連絡方法を変えられ盗聴ができなくなった特捜班はフリーマンの指示で資金の流れを追い、シャーディーンの協力で隣のビルに設置したカメラからバークスデールのオフィスを監視する。そこに映ったのは荷造りをしてオフィスを片付ける姿とディアンジェロに仕事でNY行きを命ずる様子だった。

団地に戻りたがるウォレスを見てからこうなるだろうことは想像できた。
でも誰が、となるとディアンジェロは熱帯魚のエサやりで忙しいので(笑)ソファ仲間だとするとボーディしかいないじゃないですか。
まさかなあ…と否定したい気がしてたのに、ストリンガーにほのめかされて二つ返事だ。
それだけでもショックなのにプートも参加。一緒に子どもたちの世話してたのに…。
ボーディたちとウォレスではこのゲームの意味が違ってたんだろうな。
警察に喋っておきながらまた戻れると思っているところが本当の恐さを知らないお子様だったということか。
そしてこのウォレスを最後まで守ろうとしたのがディアンジェロ。
ウォレスに疑いを持たれたらそれがボスでおじさんのエイヴォンに対してでも「抜けたんだ、そっとしておいて」と言えたのに。
ゲームを理解できてない甘ちゃんの発言だし、力量も伴っていないくせに何言ってんだ?と思うけども、ウォレスがディアンジェロのことを決して悪く言わなかったのと合わせて考えるとなおさら辛く感じる。
ディアンジェロとウォレスはこのゲームの中では生きられない人だったのだなと思う。
ディアンジェロは自分のことはそうだとは気付いてないけど、「学校に戻るんじゃなかったのか」とウォレスに関してはわかってたんだろうな。
で、わかってないから自分は捕まってしまった、ということか。
ウォレスの身に起きたことを想像し、おじさんの弁護士なんかいらない!と啖呵切ってましたが大丈夫かね。
ラストの無人のソファが哀しすぎます。
それにしても警察はどうかしてる。
キーマのことでごたごたしていたとはいえ、おばあちゃん家に預けた時点で地元警察にパトロールついでに一日一回訪問させるとかできただろうに。
ばあちゃんの一人暮らしだったんだからなおさらだよ。
特捜班、現場はフリーマンが仕切り、ダニエルズは専ら上の調整役。
このバランスがいい線いってると思ってたんだけどな。
まだこの作戦を続けるというダニエルズにバレルはFBIからのダニエルズ資料をちらつかせる。
以前に言っていた汚職疑惑の資料らしい。
所属部署に汚職の疑いが持たれ、ダニエルズはたまたまその部署にいたってことなのではないだろうか。
「東部にいて汚れてないものはいない」という言葉は気になるが。
脅しに乗らず捜査を続けることを宣言し、特捜班人員削減も見せ掛けの役立たずフリーマンとプレッツを残すことに成功。サンタンジェロは殺人課に戻ります(笑)。
監視カメラのおかげで動きを察知しエイヴォンを捕えることに成功できた。ストリンガーは「後で」だそうだ。
これまでの捜査で入手した駒でエイヴォンの組織を一掃できるのかなあ…。
プレッツのお食事ゴミからフリーマンが見つけたものは再開発計画の新聞記事。
それは見事にエイヴォンの事業と場所が重なっている。
追及もされてないうちから議員が食いつくわけだ。
ということはエイヴォンじゃない人を守るために警察上層部はエイヴォンを守っちゃうかもしれないわけだ。

キーマはうとうとしてるほどに回復、よかった。
ハークはカーヴァーより上の成績で巡査部長、よかった(笑)。

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無題

  • by atsumi
  • 2008/07/25(Fri)20:43
  • Edit
おれはmanだよ、とは言ってもやっぱりウォレスは少年なんだよね。ボーディほど覚悟ができてない。でもその覚悟って悲痛なもので、そんな覚悟しなきゃならない方も哀しい。
プートもかわいそうです。大好きだった友達を撃たなくてはならないのだもの…。でもピットで生きていくためには必要なことで、彼はその覚悟が出来た。
ディーは息苦しくて口をぱくぱくさせてる魚かな。水槽から外に出て行きたいけど、出て行って果たして生きていけるの?

Re:無題

  • by カクテキ
  • 2008/07/26 11:21
ボーディとプートの選んだ覚悟すること、そんなものしなくても生きていける世界はあるのに。
二人ともあそこで生きていくことを選んだ瞬間だったんだなあと思うとウォレスの死と同じくらい辛いものがあります。
ボーディの震える銃身なんか見ちゃうと余計にですね。
>ディーは息苦しくて口をぱくぱくさせてる魚
ぴったりですわ。
酸素薄くてここはいや、でも外じゃもっとだめですからね。
結局ディアンジェロの居場所も一つしかないということになるのかなあ。

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TheWire/ザ・ワイヤー S1#12 Cleaning Up

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  • 2008/07/25(Fri)
終りに近付けば近付くほど、闇の色が濃くなっていく。正しいと思う道を行く者が、泥に脚を取られて動けなくなる。勝者はいない。残るのは死...

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