ロックドゥに運命の石が隠してあるとか、そんな秘密があるなんて。
その石を国際的な投資家(=悪者)にそそのかされたTVジョンの弟が奪いに来る、というエピソード。
幼い頃から兄さんと比べられてすねてしまった弟は、悪事を重ねて不思議な力をコントロールできずに自らに災難を招いていたらしい(マキーバ家は不思議な力の家系なの?)。
義手としてフックがつけられてしまったのもそのせいか?
隠し場所を暗号の詩にして、それぞれの家に語り継がせ、それそ聞き出すために催眠術師が同行、というのがおかしい。
またその催眠術師が毒蛇にかまれたのをジョンに助けられて改心しているところも、彼女、ロックドゥの出身じゃないのか?と思えるくらい。
ジョンの弟に石の運び出しを思い止まらせるためにローリー、マクレー親子、少佐、ヘーミッシュ&イザベルが向かうのだがこの時、ローリーとマクレーパパは
例のキルト姿(少佐は寒いからチェックのズボン)。
これはやはりスコットランド人としての心に訴えかけるという意味なのだな、と確信。
この最終回前後編はジョンが死期を悟るという衝撃発言でスタート。
死にたいのではなくその時が来るといわれてしまえばどうしようもない。
それでも思い止まらせようとするロックドゥのみんな。ラーキーなんて、「なんでわざわざ葬儀屋の服のままなのさ?」と思ったらジョンに死を怖がらせるためというものだった。遠回しなんだか直接なんだかよくわからないけど思いやりを感じる(笑)。
ジョンが死と共にポマードの匂いを感じていたのは、弟と一緒に死ぬことを意味していた。
兄さんに嫉妬して悪い道に進んだ弟だったが最後は誤解もとけ、自分の力をコントロールすることができてよかった…というストーリーだけど、あのボートであの炎上はないんじゃないのか?ハートフルでありながらどこか残酷なマクベス巡査の真髄を見たような気がする(笑)。
主役のヘーミッシュですが、ジョンの弟の「ヘーミッシュ危篤作戦」に動揺し、愛していることを再確認したイザベルとようやく結ばれることに。子どもは持たないと決めたらしいが洞窟での油断がそうはさせないらしい(笑)。ジョンの言葉を受け継ぐものが生まれるのだからめでたいことだ。それにジョンもきっと戻ってくるしね。
ジョンといえば、確か字が読めなかったはず。しかし軍人のお父さんがいたり弟は成績優秀だったり…。最初の字が読めないという設定は確か「学がない」だったような気がするが…?まあ、硬いことは置いておこう。
少しずつ見てきたマクベス巡査もとうとう終わってしまった。
何よりも魅せられたのはポリスコートを着たヘーミッシュと、ただいるだけなのに幸せな感じが伝わってくるジョック。最終回も思いっきり走ってました。
ミステリチャンネルはもっと再放送をするべきだ!
秘密が持てないロックドゥだけど、意識せずともみんなを大切に思う心が美しい。
なのでヘーミッシュは一生出世しないのだろうな。ロックドゥで巡査の鑑としていられることが最高の贈り物なのかも。
私も移住したい、ケーブルテレビ見られるかな?(笑)
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