ハークの件は、人種、牧師、警察人事、と様々な問題を孕むことに。数稼ぎの逮捕を封じられたバレルが、麻薬課にいたというハークの経歴をちらつかせ、ダニエルズの下すカウンセリング以上の処分を引き出せるかもよ~とカルケティに寄っていくのがなんとも。でもカルケティはダニエルズを信頼しているのでバレルの申し出を受けるとは思えない。そしていつの間にかカルケティは正式に市長なのですね。いつから?(笑)
公園事業課、車両課、水道局、それぞれに直接現われては、住民からの苦情を告げるだけ、後に結果を報告させるというのがカルケティのやり方。自分が街を見て歩いたことを職員にも感じて欲しいのだと私は感じたけど。
警察にも5%の昇給、件数稼ぎの仕事はいらない、できない上司は変える、新しいボルチモアを作ろうと約束。理想の実現に向けての姿勢は好ましい。しかし、教育費の5400万ドルもの赤字には言葉も出ない。調整のために目をつぶらなければならないことがあるのかもしれない。
学校では特別クラスがピンチだけれど、本来こういう場所であるべき大人と子どもの関係を見られたような気がする。
荒れた子に理由を問い質すと、「お母さんが死んだのに、おばあちゃんが学校行けって…」。なんでさ、この子が一緒にいたくないならしょうがないけれど気持ちをくんであげるのがおばあちゃんでしょうに。
ネイモンドにしても、特別クラスはこうやって普通クラスの授業を受けられる子を増やすのに効果があると思える。市が認めるなら存続可能、カルケティなら認めるだろうが、市長のカルケティはどうだろうか。これが目をつぶらなければならないことなのかもしれない。
ランディのチクリ屋暴行事件でとった行動も体温感じた。カーヴァーに抗議するプレッツも、それを聞いてバンクに抗議するカーヴァーも、事件は事件として学校に向かうバンクとフリーマンも。
そしてこの二人が、最低限の情報として教えられた「公園に来るように言付けただけ」の公園近くの空き家をようやく見つけることに。あそこから何体出てくるのだろうか。
シェロッドが戻ってきたバブルスは痛めつけられても強さを感じ、オマーはジョーを取り巻く組合の仕組みに気付き、ネイモンドたちにペンキをかけられた警官は報復の機会をうかがい、チクリ屋に率先して加勢したマイケルをクリスは理解できず、街中心配なことだらけですわ。
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COMMENT
バレル、クビにしてよ。
冒頭の子供たちのテイクアウトや、ジミーとボーディのランチがおいしそうでした。
クリスの笑顔、珍しかったですね。
Re:atsumiさん
彼をクビにして、黒人の警察長を迎えればいいような気がするけれど、そう簡単なことではないのでしょうか。
ダニエルズでいいじゃない、とりあえず面白くないのはロールズだけなんだから、と思いません?
>冒頭の子供たちのテイクアウト
最近、ネイモンドだけ別行動だったのでみんなが一緒にいるシーンがとてもありがたかったです。
クスリで得た金かもしれないけれど、みんなは友だちだって言ってるネイモンドがいじらしくなります。