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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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バーナビー警部 #38「死を招く魔性の花」 Orchis Fatalis

蘭の品評会の後、会場に来ていたマデリン・ビリアーズが自宅で殺された。彼女は世界中から希少な蘭を集めることで有名で、密輸も疑われていた。間をおかず品評会で銅賞だったプラマー、銀賞で蘭協会の会長、と相次いで殺され、蘭をめぐっての事件と推測される。

やっぱり前回は死体が少なすぎたんだ(笑)。
蘭をめぐって潜入捜査、密輸、転売(蘭転がし・笑)、と一つのことを極めた人々の想いの深さを感じました。
マデリンに密輸の疑いを持った教授が、教え子をマデリンの元へ送り込み、誘惑させて密輸の事実をつかもうとしたが、教え子は希少蘭を転売するほうに魅力を感じてしまった。しかし、マデリンに拒否され、蘭を売った相手を無理矢理聞き出して凶行を重ねたというもの。

夢中になっている人とそうでない人の温度差がすごくて、プラマーのコレクションを滅茶苦茶にして、蘭を会長に売ったのがプラマーの奥さん。会長の奥さんは「代々続いている蘭好き」と諦めているようですが、プラマーの奥さんは夫の趣味が理解できなかったみたい。
プラマーの首吊り死体、靴下に穴が空いてるのが蘭への金銭に糸目をつけない具合が感じられて、面白いやら憐れやら。

助手は、殺人を犯してまでやっと蘭を手に入れたのに、真面目な便利屋ハリー・ローズの自転車目撃証言で、事件は終わりとなりました。
このローズが仮釈放中という微妙な人で、警部が事件関係者を訪ねるたびにそこにいる(笑)。普通だったら犯人だけど、ローズは本当にこの村で公私にわたる便利屋さん。倫理的には問題なくもないけど、真っ正直に使われて、代金分の仕事は死後でも完遂するという真面目な人でありました。

今回のスコットは、密輸犯としてマークされているフォンとマデリンの口座を、コネを使って凍結させるという新技を披露。恩を売ってあるのでたまたま顔が利いたということでしょうが、根拠はいいのかな?(笑)警部は、スコットの想像できない一面を見られて驚いてましたけど。金庫の開け方も斬新だったし、カリー(旅行会社にまだ勤めていたのだ!)も「個人情報保護が~」と言っておきながらマデリンの情報一緒に見てましたね。毒されちゃったの?

冒頭、ボルネオで蘭を探しているシーン、大好きな映画「アナコンダ2」が始まったのかと思いましたよ(笑)。

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