忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

バーナビー警部 #39「闇に下る鉄槌」 Bantling Boy

競馬で勝利した地元の人気馬バントリングボーイを高値で買いたいという男が現れるが、バントリングボーイは、先代ハトリー家家長が、息子ブルース、庭師トレバー、主治医オズウッド、訪問看護師ジョアンナの4人を共同馬主として託したもの。売る売らないで4人の意見が分かれた翌日、売らない派のブルースが何者かにハンマーで頭を殴られ遺体として発見される。続いてオズウッドも殺され、馬の売買をめぐっての意見の対立が殺人に発展したのか?と推理されるが、引き続きトレバー、ジョアンナと馬主全員が殺されて…。

今回、何故か2回も録画を失敗し見られないかと焦りましたよ。やっと見られると安堵したら、#25「背徳の絆」を思い起こさせるほどの子どもの犯行という後味の悪さ。しかも悪いことに、少年ピーターが実行犯ではなくて、知能が少し弱いおばあちゃんの弟(ピーターと仲良しだけど初老)を脅迫して操っていたのですよ。
事件の発端、ブルースが殺されたのは大好きなお姉さんアンジェラを泣かせたから、弟が仕返しをしたというもの。その告白を聞いたピーターは、前後して自分の本当の生い立ちを知ってしまったことで(4人が共同馬主である理由は、ピーターの本当の父親を知る者への口封じだと!)、脳内ゲームに火がついたのか、ハトリー家を守るという使命を勝手に作ってしまったのでした。最後の使命がハトリー家に最後に残るアンジェラを殺すこと。しかし、大好きなお姉さんを殺すことなんてできないのでピーターに襲い掛かったところで警部たちがかけつけ、これ以上の惨劇はストップ。
同じゲーム、チャンバラごっこで遊びながら、人らしい心のあるなしがこんな形で現れるなんて…と苦々しいお話。
自分がハトリー家を継ぐ存在とかピーターには本当の意味はわかっていないので、これはまったくゲームの世界ですよね。お母さんも殺させるところに壊れ加減を強く感じます。そのくせ、悪夢を見るのですよ。不健康な生い立ちがピーターを精神的に追い詰めたということなのでしょうか。

ピーターが生まれた経緯が一番の謎。先代が訪問看護師ジョアンナをレイプした、カトリックだから産む、アンジェラも夫と離婚しない、となったことはそういう教義だから、とわかる。わからないのは、ジョアンナをレイプするような男に訪問看護が必要だったのか?ということ(笑)。先々代の看護で来てたとでも言っていたのを聞き逃したかしら?

今回のスコットは、また張り込み。バントリングボーイを不審者から守るために寝ずの番。だけどさあ…ネズミを叩き殺すか?警部、スコットの精神状態も心配ですよ!

拍手

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

TRACKBACK

Trackback URL:

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]