あれから1年という設定で最終シーズンが始まりました。
理想に燃えていた市長は現実とぶつかって、教育対策に予算を回したため、昇給を約束した警察の待遇を凍結。
それどころか、残業代も支払われず、車両整備もされず、警察の不満はいつ決壊してもおかしくない状態。
空き家でミイラ化した死体が続々発見されて首謀者だと思われるマルロへの監視も予算削減の名のもとに再開の見込みが全く立たない中止。
制服組で落ち着いていたはずのマクノルティも、夜な夜な飲み歩いている。
ビーディーに捨てられたのかと思ったが、まだ続いてはいるよう。
でもビーディーの苛立ちを見ると、また同じ轍を踏んでるような…。
制服警官だった頃はあんなに落ち着いてたのに。
刑事の仕事がそうさせるのか、元々そういう人なのか。
制服着てるマクノルティ好きなんだけどな。
特捜班の一時的な解散による行先と、シーズン初めということでそれぞれの今も紹介。
大きく変わったことは、カーヴァーの出世(囃し立てられ方からすると初日?)。
上からは命令を出され、下からは突き上げられ一番ツライポジション。
ハークは警察を辞めて探偵業?調査員?。
仕事の引きが多く忙しいらしい。
バブルスは妹宅の地下に住みながら地道に渋滞での新聞売り(ああいう家の造りなら、妹が家にいないからってバブルスを外に出す必要なく見えるけど)。
みんなの今をさりげなくお知らせして、新聞社ボルチモア・サンの記者たちを新しく迎え、市の不正を見つけ出して…というスタート。
予算にきりきり舞いしているところに不明金を暴かれた市長の心労と、予算削られたところの荒れようが目に浮かびます。
が、想像通りに事が運ばないのがThe Wire 。
前シーズンの最終回からすると、空き家での死体発見はすぐにでも進展がありそうだったのに、結果は捜査凍結だものね。
私の想像が当てにならないとも言うけど。
今シーズンの楽しみは、ボルチモア・サンの記者、ガス・ヘインズさん(Clark Johnson)。
すっかりおっさんになりましたが、海外ドラマでの初恋(ホミサイドのルイス刑事)を思い出し、冷静ではいられません(笑)。
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COMMENT
無題
ファイナルシーズンが始まりましたね。
あれから1年も経って、捜査が何も進展してないとは残念です。
でも「ホミサイド」のルイス刑事の登場は嬉しかったです。
これからどう展開していくのか楽しみです。
TBさせて頂きました。
Re:Jasmineさん
これが最後のシーズンだと思うともったいない気がしてなりません。
Clark Johnson 出演は楽しみなのですけども。
これがこうなって、あれがこうなって、と予想なんてできないですよね、このドラマは。
なのでページをめくるように毎回刻みたいと思います。
無題
そうそう!バブルス妹、上がってこれないように鍵かければいいだけの話じゃない。ねえ。ストリートを歩くバブルスはちょっとゾンビみたい。居づらいんですよねぇ。
最近アルコールにめっきり弱くなったワタクシ、ジミーもバンクもよく飲めるなあと感心?します。
Re:atsumiさん
#1を見た後、吹き替えと字幕と両方でホミサイドの初登場シーンを再見してしまいました。
どっちもいいですね(笑)。
バブルスの妹の家、地下へ続く扉に鍵をかければすむことですよね。
いない間に何かを売り払われてからつけたのでしょうか。
それにしても…。