忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コールドケース6 #10「選挙」 Street Money

2005年、市議会議員候補のデクスター・コリンズが5日後に選挙を控えて射殺体で発見される。
現場にコカインが散乱していたことから、麻薬撲滅をスローガンに掲げながら自身が中毒だったとの汚名を着せられていた。
受刑者が死亡した受刑者から聞いた情報としてデクスター事件の凶器のありかをリリーとスコッティに教え、その場所を調べると証言通りに銃が見つかる。
麻薬取引でもめたのではなく、暗殺されたのはないかと再捜査が始まる。


続き物を見ていたので、2カ月弱ぶりとなったCC。
やっぱり見ないとさみしかったりする(笑)。
上層部と対峙する時には自分が赴くボスの姿もよかったです。

子どもの頃に過ちを犯したものの、それを繰り返さず勉学に打ち込んで弁護士となり、今度は生まれ育った町のためにと市議会議員を目指したデクスターの物語。
元彼女に選挙参謀を頼むのは少しばかりデリカシーに欠けているような気がしないでもないが、信じるもののの揺らがない人でした。
取引もせず、懐柔作戦にも靡かず、脅迫にも正面から対話を挑み話をまとめ(殺されていなかったらわかりませんが)、その高潔さに恐れ入る。
理想だけじゃなくて過ちの経験があればこそなのだろうけれど、やはりそこは生活者の目線とは微妙に違っていたのですね。
何年かけても立て直したいデクスターと、とにかく今をどうにかしてほしい協力者。
悲しいけれど現実でした。
デクスターの幼なじみのビクター(The Wire のクリスだ)が、ギャングとして登場し、選挙スタッフとなり、死後にまたギャングに戻り、解決した今町のためにと踏み出せたこの流れこそがデクスターが望んでいたことなのかもしれない。

ところで、銃を横流ししては盗難届を出していた男事件の検事(?)、だらしないだけの人かと思ったらかなりポイント押さえた人のようで今後の登場に要注意だ。

拍手

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

こんにちは

  • by シーノ
  • 2010/11/05(Fri)10:52
  • Edit
こんにちは!
印象深かったエピでした。すぐに周りに流されるタイプなので、信念を持って貫こうとする主人公を尊敬しました。

また、あの検事さん。飄々とした感じが良いですよね。
この後のエピでも何度か見かけましたが、レギュラーになってもらいたいなと思っています。

Re:シーノさん

  • by カクテキ
  • 2010/11/06 10:27
だいぶ遅れていますが、見ております。
理想に燃えるとは少し違うだけに、真実味が感じられたのですが…
今目の前の人はそうではないというそのズレに痛みを感じました。

あの検事、まだ何話か登場するようですね。
ちょっと楽しみな存在なのでうれしいです。

TRACKBACK

Trackback URL:

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]